ページ番号：0000371706更新日：2024年3月27日更新印刷ページ表示

防災行政無線屋内受信機を無償で貸し出します

　携帯電話やスマートフォンなどを使って避難指示等の防災情報を入手することが難しい高齢の方に、防災情報を確実に入手できる手段を確保していただくため、土砂災害警戒区域等の災害危険区域に居住する満65歳以上の方のみで構成される世帯のうち、スマートフォン等のモバイル端末を保有していない世帯等を対象として、防災行政無線屋内受信機（以下「屋内受信機」といいます。）を無償で貸し出します。

屋内受信機とは

　屋内受信機とは、広島市が発信する避難情報等の防災情報を自動で受信し、放送を聞くことができる受信機です。

　　サイズ：幅17.5cm × 高さ11cm × 奥行4cm

【放送内容】
　●緊急放送：避難情報、緊急地震速報、弾道ミサイル発射情報等の国民保護情報など
　●一般放送：大雨時の注意喚起、市や区からのお知らせなど
　●定時試験放送：屋内受信機の正常な動作を確認いただくため、午後6時に音楽（花ぐるま）が流れます（地域によっては、午後5時に音楽（野ばら）が流れます。）。

【特徴】
　●専用の無線網により通信を確保しているため、民間の通信網が被災した場合も放送を聞くことができます。
　●緊急放送時には、音量を自動で最大にして放送します。
　●録音機能により、最後に受信した放送を繰り返し聞くことができます。
　●停電時には、電源をコンセントから乾電池に自動で切り替えます。

貸出対象

　次のいずれも満たし、屋内受信機の貸し出しを希望する世帯（1世帯につき1台）

1．広島市に住所を有し、満65歳以上の方のみで構成される世帯

2．洪水、高潮、津波の浸水想定区域の2階以下または土砂災害警戒区域に居住している世帯

　広島市が避難情報を発令する基準としている災害危険区域に居住している世帯を対象としています。災害警戒区域に居住しているかどうかは、以下のリンクなどで確認してください。
　●洪水浸水想定区域（計画規模）：　広島市洪水ハザードマップ
　●高潮浸水想定区域（伊勢湾台風規模）：　高潮浸水想定区域図
　●津波浸水想定区域（津波災害警戒区域）：　広島市津波ハザードマップまたは高潮・津波災害ポータルひろしま＜外部リンク＞（広島県）
　●土砂災害警戒区域　：　広島市土砂災害ハザードマップまたは土砂災害ポータルひろしま＜外部リンク＞（広島県）

3．携帯電話・スマートフォン・タブレット端末を保有していない世帯または保有していても電話以外の機能の利用が難しい世帯

貸出条件

1．防災行動計画の作成・提出　

　自宅の災害リスクや避難のタイミング、避難場所等を記載し、家庭に備え置く「わが家の避難シート」などの防災行動計画を作成し、提出していただきます。

2．地域の避難訓練等の防災活動への積極的な参加

3．貸出期間は3年

　再申請していただくことで、継続利用も可能です。

貸与台数

　　約2,500台
　　（上限に達し次第、募集を終了します。）

申請から貸出までの流れ

　(1)　申請書類（貸与申請書・わが家の避難シート）の受け取り
　　　危機管理室災害対策課、各区役所地域起こし推進課、公民館などで受け取ります。
　　　こちらからもダウンロードできます。
　　　●貸与申請書：広島市防災行政無線屋内受信機貸与申請書 [Wordファイル／26KB]
　　　●わが家の避難シート：わが家の避難シート（広島市提出用） [PDFファイル／1.19MB]
　　　　　　　　　　　　　　わが家の避難シート（保管用） [PDFファイル／1.19MB]

　(2)　申請書類への記入

　(3)　申請書類の提出
　　　お住まいの区役所の地域起こし推進課の窓口へ提出します。
　　　または危機管理室災害対策課へ郵送・Ｆａｘ・メールによる提出も可能です。

　(4)　貸与決定通知書の受け取り

　(5)　貸与開始通知書の受け取り

　(6)　屋内受信機の受け取り
　　　お住まいの区役所の地域起こし推進課で屋内受信機を受け取ります。
　　　送料を自己負担していただける方については、ご自宅へ郵送することも可能です。
　　　屋内受信機は、申請者各自で設置していただきます。

　　　　　　　　　　　　【申請から貸与までのイメージ】
申請から貸出までのイメージ