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城下町広島ぶらり

ページ番号:0019920430 更新日:2020年1月16日更新 印刷ページ表示

タイトルバック・広島城下絵屏風

 毛利元就の孫・輝元により天正17年(1589)に太田川河口のデルタに広島城が築城され、城下町広島は広島藩の中心として大きく発展していきました。しかし、その姿は明治維新後の近代化、そして昭和20年(1945)8月6日の原子爆弾の投下により、さらには戦後の復興によって大きく変貌を遂げていきました。
 「城下町広島ぶらり」は、昔の絵地図や写真、解説等を掲載し、こうした時代の移り変わりを感じることができるサイトです。GPS機能がある端末では、現在地が表示されますので、昔と現代を比較しながら「ぶらり」まち歩きを楽しむこともできます。
 端末を持って、昔の広島にタイムトリップ!

  • 様々な年代の5種類の絵地図を掲載しています。
  • 地図上のランドマークピンなかちゃんピン(なかちゃんピン)をクリックすると、歴史的資源の解説や写真等を見ることができます。一部、昭和30年代の動画が見られるランドマークもあります!
  • GPS機能がある端末では、昔の絵地図等の上に現在地が表示されるため、昔と今の広島を比較しながらまち歩きができます。

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絵地図を選ぶ

 広島城や縮景園などの名所・史跡のほか、商店街の歴史ある店舗など、たくさんのスポットを掲載しています。絵地図の年代ごとに掲載スポットも違いますので、それぞれの時代の「広島」をぶらり歩いてみてください。

1 広島城下町絵図<外部リンク>(正徳年間(1711~16)頃)(広島城所蔵)

 道筋を黄、川や堀を水色、町屋を黒、寺院を赤、藩用地や侍屋敷、神社を無彩色で表し、町名、藩の施設名、侍屋敷の居住者名、寺社名、主な橋名、新開名などが記されています。本図は、正徳年間(1711~16)ごろの様子を描いたものと考えられます。

広島城下町絵図

2 広島城下絵屏風<外部リンク>(文化年間(1804~18)頃)(広島城蔵)

 広島城の南側を通っていた西国街道の道筋に沿って、文化年間(1804~18)ごろの町並みを描いています。東側から順に春夏秋冬の季節の推移とともに、街道筋の店頭、町門や裏筋の様子など、城下に暮らす人々や街道を行き交う人々の様子を生き生きと表現しています。

広島城下絵屏風(左隻)

3 広島市街明細地図<外部リンク>(明治15年(1882))(広島城所蔵)

 明治前期に出版された広島市街図です。本図に記載されている明治4年(1871)の廃藩置県と同15年(1882)1月の地名変更を経ているため、白島地区並びに江戸時代に新開や村だった郊外で変化が著しくなています。
本図では市街地のうち、鎮台・県庁・警察署・裁判所・控訴裁判所は赤、その他は黄に彩色されています。
なお、本図のランドマークは、「広島諸商仕入買物案内記并ニ名所しらべ全」(明治16年(1883))を登録しています。これは、明治時代初めの広島で営業していたさまざまな業種の店を紹介した商工名鑑のようなもので、250近くの店の様子が銅版画で詳細に描かれています。江戸時代の名残をとどめつつ、近代化に向けて歩を進めていた時代の、広島の町や人々の様子を知る資料となっています。広島をはじめ、大阪・東京・京都等で販売されました。

広島市街明細地図

4 大日本職業別明細図 大広島市<外部リンク>(昭和14年(1939))(広島市公文書館所蔵)

 個別の商店名や事業所名などが記載された戦前の都市案内地図で、東京交通社が発行しています。記載対象となる施設はかならずしも網羅的ではなく、紙幅におさまるため図全体がかなりデフォルメされているのが特徴です。

大日本職業別明細図

5 広島城下大絵図<外部リンク>(平成19年(2007))(広島市中区役所地域起こし推進課発行)

広島城下の街道や社寺・史跡、広島城の堀などを地図上に示しており、現在との位置関係がわかりやすくなっています。

広島城下大絵図

まち歩きモデルコース

 「城下町広島ぶらり」に掲載されている絵地図上を歩くモデルコースです。携帯端末を持って、実際に街に出て絵地図を開いてみると、今いる場所が昔どんな場所だったかわかります。いつも歩いている道も、絵地図の世界に入ってみると、意外な発見があるはず。携帯端末を片手に街に出てみよう!

お好みのルートを選ぶ → 順番に沿って歩く→なかちゃんピンがあるスポットに到着したらピンをクリック → 解説を読む

 ※歩きながらや車、自転車を運転中に携帯端末等を使用することは大変危険ですので絶対におやめください。
 画面を見る際は必ず止まって、安全な場所で操作してください。

ルート1

 江戸時代の絵屏風を歩く! 西国街道コース<外部リンク>

 所要時間:徒歩約30分
 平和公園をスタートし、本通商店街を通り、猿猴橋をゴールとする、西国街道上を歩くコースです。江戸時代の街道沿いの賑わいと比べながら、現代の西国街道を歩いてみてください。

ルート2

 広島城下町絵図を歩く! 神社・寺院を巡るコース<外部リンク>

 所要時間:徒歩約1時間
 神社・寺院を中心に巡るコースです。広島の人なら誰もが知る有名なスポットから今は跡だけが残る寺社まで、市内中心部をぐるっとまわって、様々な寺社を巡ります。

ルート3

 大日本職業別明細図を歩く! 買い物今昔コース<外部リンク>

 所要時間:徒歩 約40分
 本通商店街~金座街~仏だん通り、と広島市内中心部の商店を中心に歩くコースです。スポット紹介には、昭和初期~戦後の写真が掲載されている商店もあり、今と昔の店構えや看板などを見比べながら歩くのがおすすめです。