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瀬野川の「歴史」 - 中野・畑賀地区
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29.水谷峡
水谷峡駐車場から呉婆々宇山に至る約1.5kmに大正滝、般若の滝、長寿の泉や自然石に彫られた大日如来がある。
30.弘法寺
別名を不動堂とも言い、現堂宇は安政4年(1857)再建。蓮華寺が被災し、捨てられた本尊を持ち帰り祀ったもの。
31.曽我神社
祭神は素盞鳴尊(牛頭天皇)。「祇園さん」ともいわれ親しまれている。昭和10年(1935)現在地に移転。
32.中須賀神社
祭神は大同年間に大分県宇佐八幡宮より勧請された、八幡大神(仲哀天皇、神功皇后、応神天皇)。
33.甲越(こうごえ)峠
笹ケ峠が難所であったので、後にこの峠が使用された。元の道は荒れ、半分近く消失している。
34.阿弥陀堂
本尊は旧長福寺遺仏と伝わる行基作の阿弥陀如来。石津畑賀守、佐伯土佐守の菩提所。
35.大原神社
祭神は泉津道守神・植山姫命・土安姫命で、家内安全の神。別に黄幡社、おんばんさんともいう。
36.品秀(ほんしゅう)寺
慶長7年(1602)に西雲が浄土真宗に改宗、谷ノ坊慈雲院品秀寺とした。空海ゆかりの古杖を蔵す。
37.鳥籠山(とこのやま)城跡
承久の乱後、この地の領主になった阿曽沼氏が築いた山城。単連郭型丘陵城。
38.出迎えの松
瀬野川沿いの旧山陽道にある黒松群。昭和49年(1974)2月に市の天然記念物に指定された。
39.三戸家住宅
江戸時代の割庄屋で宝永4年(1707)に建てられ300年余を経過。古文書が多く残り、歴史的価値が高い。
40.専念寺
『芸藩通志』に、僧道栄の開基とある。霊東山専念寺。
41.鳥上の一里塚跡碑
広島札場より3里、備後尾道より約16里。元の位置より40m海田寄りにある。
42.矢口神社
祭神は八幡3神。古来矢口八幡と称す。承久3年(1221)阿曽沼氏移住時荒山八幡を勧請し合祀。
43.阿曽沼氏墓地
矢口神社上方の廃宗源寺傍にあり、歴代の阿曽沼氏の墓と伝わる古墓で『芸藩通志』に記載がある。
44.蓮華寺跡・大五輪塔
蓮華寺は大同元年(806)唐から帰国した空海が開基。当村領主阿曽沼氏の祈願所と伝わる。
45.大歳神社
祭神は農耕・穀物の神である大歳神。正徳6年(1716)氏子によって奉建された。
46.愛宕神社
祭神は水害・火災から守護する素盞鳴尊。天保13年(1842)の鳥居がある。「ごんげんさん」とも呼ばれる。
47.隨泉寺
元は蓮華寺末寺法専寺、慶長初期空き寺となるが、慶長7年(1602)僧恵閑が再興。慶長9年(1604)真宗に改宗。
48.切幡神社と大ケヤキ、シイ林
祭神は天照大御神、国之常立神、宗像三女神他。棟札に天文6年(1537)阿曽沼興郷が社殿再造とある。境内にある大ケヤキと裏山のシイ林は市の天然記念物。