瀬野川の「自然」 生物
アシハラガニ

甲幅は40mm程度で、瀬野川では海田町の中店橋右岸の草のあるところや的場川などで見かける。アシなどの茂っている所を特に好んで生息する。
アナジャコ

体長は100mmほどで干潟にY字がたの穴を作り生息する。穴の深さは1m以上にもなる。ヤドカリに近い仲間で釣りのえさとして使われる。
アユ

香魚と呼ばれ夏から秋のアユ釣りは盛んであるが、最近は琵琶湖産の放流魚が多く、天然のアユは見られなくなっている。
ウルマシマトビケラ

体長は20mm前後。芋虫形をし、礫面に巣を作る。精巧なネットをはり、えさを捕獲する。
オイカワ

関東以西の西日本に分布するコイ科の淡水魚である。夏には婚姻色が鮮やかで、雄をアカモチ、アカマツ、雌をシラハエと言って釣り人に珍重されている。
カワニナ

マキガイの仲間で瀬野川には沢山生息している。ホタルの幼虫の餌になる。よくタニシと間違われるが、タニシは丸い。
カワムツ

通称ハヤ
体長は100mm~150mmで群れを成して泳いでいる。体側に黒い線があり、オスは真っ赤な婚姻色を呈す。
ゲンジボタル(成虫)

メスの体長は20mmオスは15mm位である。5月下旬から6月上旬にかけて羽化し川面を飛び交い夏の風物詩となっている。瀬野川では近年生息数が増えつつある。
コイ

野川自生の魚ではなく、人為的に放たれたものと思われる。体長は40cm以上である。
コカゲロウ

体長は10mm前後。小さなカゲロウで紡錘形で礫間を泳ぎまわるタイプである。全流域で見られるカゲロウである。
サワガニ

純淡水産のカニはこの種のみである。幼生期は親の体内で過ごし、稚ガニは親の腹にしがみついて生活する。
シロタニカワカゲロウ

体長は12mm前後。尾毛は3本あり頭部前方に4個の白い班紋があり、成虫は春から初夏にかけて羽化する。
スミウキゴリ

ハゼ科の魚で、体長は70mmくらいで汽水域に住み下流域の淵やよどみに生息する。水生昆虫や小魚をえさとしている。珍しい魚の一種である。
チゴカニ

甲幅は10mmくらいの小さなカニで、目柄は長くハサミは白い。両ツメをいっぱい広げて体操する様から体操ガニの異名を持つ。
ドンコ

体形はズングリし黒褐色で不規則な雲状斑がある。動物食で小魚を漁り河川の淵などに生息する夜行性のスズキ目の魚である。
ナマズ

瀬野川では近年生息数が増え小魚の脅威となっている。体長は40cm~60cmと大きく瀬野川最大の魚類である。鱗はなく体色は暗褐色で腹部は灰白色である。
ヒラタカゲロウ

体は扁平で石にしがみついている。大きさは15~20mmである。国内では7属生息し、瀬野川では5種産す。
マハゼ

体は扁平で石にしがみついている。大きさは15~20mmである。国内では26種生息し、瀬野川では5種産す。
ミナミヌマエビ

体長20mm~30mmで体色は黒っぽい。瀬野川のヌマエビはミナミヌマエビで頭部先端と第二触覚の長さが同一である。
メダカ

特に下流域の止水で見かける。体長は30~35mmで群れを成して泳ぐ。カダヤシと間違われるが、尾ひれが丸いのがカダヤシである。
モクズガニ

甲幅は60mm~100mmで川に生息し産卵のため海に下る。ツメに毛が沢山生えているのが特徴である。
ヨシノボリ

通称ゴリ 体長は50mm~60mm。ハゼ科の魚で黒色型、ルリイロ型、横班型等多彩な色を有する。
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