2021年4月1日アイナメ種苗の放流

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ページ番号1004012  更新日 2025年4月4日

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Press Release 報道資料 広島市 The City of HIROSHIMA

令和3年(2021年)3月31日(水曜)
経済観光局農林水産部水産課
課長 徳村
電話:504-2251(内線:3530)

広島市では、アイナメ種苗の放流を下記のとおり実施します。アイナメは、本市において重要な水産資源であり、種苗放流の要望も高いことから公益財団法人広島市農林水産振興センター(理事長 品川 弘司)で生産し、本市に引き渡されるものです。
この事業は、平成23年度から種苗生産の技術開発試験に取り組み、平成25年度から事業化しています。

1 放流日時

令和3年4月1日(木曜)13時30分頃

  • ※ 放流は、当日を含め複数回に分けて実施します。
  • ※ 天候等により急遽放流を中止することがあります。

2 放流場所

元宇品、似島、五日市沖、金輪島、弁天島
※ 当日は元宇品・似島への放流を予定しています。

3 放流方法

広島市水産振興センター南側の草津漁港井口船溜(通称井口港)から船に積み込み、漁業者の協力を得て放流します。

4 放流予定尾数

1万尾 (4月1日(木曜)は、0.5万尾を放流予定)

5 取材について

取材は、4月1日(木曜)13時30分までに広島市水産振興センター(西区商工センター8丁目5―1 電話277-6609 担当者:栽培漁業課長 田村)にお越しください。
当日は、13時30分頃から船への種苗の積込みを開始し、搭載後、放流海域(元宇品又は、似島)に向かいます。
なお、放流作業の取材については、船で現地まで御案内いたしますが、乗船定員等の都合がありますので、お早めに広島市水産課まで御連絡ください。

その他

当日放流するアイナメは、以下の日程で水産振興センターで種苗生産されたものです。2年後には、漁獲サイズの約20~25cmになります。

令和2年12月22日

採卵 ※
卵径約2mm

令和3年1月14日

ふ化
ふ化仔魚 約7mm

令和3年4月1日

放流
約60mm以上

※ 親魚から卵と精子を搾り出し、人工授精させることです。

(参考)アイナメについて

写真:アイナメの成魚


アイナメは、浅場の岩礁帯、藻場、砂泥地などに生息し、小魚や甲殻類を捕食します。産卵期は秋から冬にかけてで、稚魚は海中を漂いながら成長し、全長約5cmを越える頃から親魚と同じ底生生活に移ります。
漁獲量はあまり多くありませんが、脂がのった白身を特徴とする高級魚で、刺身や煮付などでよく食べられます。

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