線状降水帯の危険性 急激に高まる危険から命を守る行動を

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ページ番号1034119  更新日 2025年6月20日

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線状降水帯とは

「線状降水帯」を原因とした大規模な豪雨災害が毎年のように頻発しています。

「線状降水帯」とは、数時間にわたって発達した雨雲(積乱雲群)がほぼ同じ場所に停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域を意味します。この「線状降水帯」という用語は、広島市に甚大な被害をもたらした「平成26年8月豪雨災害」から広く使われるようになったと言われています。

ひとたび「線状降水帯」が発生すると、わずか数時間で災害発生の危険度が急激に高まることがあります。

 

イラスト:線状降水帯の例と代表的な発生メカニズムの模式図
出典:気象庁ホームページ

早めの避難で命を守る行動を

自治体から警戒レベル3高齢者等避難警戒レベル4避難指示が発令された際には、早めの避難行動をとってください。

一方で、多くの場合、気象庁が発表する防災気象情報は自治体が発令する避難指示等よりも先に発表されます。このため、高齢者等の避難が必要とされる警戒レベル3や危険な場所からの避難が必要とされる警戒レベル4に相当する防災気象情報が発表された際には、仮に避難指示等が発令されていなくてもキキクル(危険度分布)や河川の水位情報等を確認して自ら避難の判断をしてください。

避難というと、地域の小学校など広島市が開設する指定緊急避難場所へ逃げることを想像される方が多いですが、それが全ての場合で適切とは限りません。
真夜中や土砂降りの中で指定緊急避難場所へ移動するのは逆に危険な場合もあります。あらかじめ、近くの自主避難所を決めておくなど、状況に応じて適切な避難先を選択しましょう。

避難先の例

  • 土砂災害等の危険区域外の友人・知人宅
  • 近くの堅固な建築物
  • 屋外へ避難が危険と感じたら自宅の2階以上で山から離れた部屋

情報収集・情報伝達

関連情報

このページに関するお問い合わせ

危機管理室 災害予防課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2664(代表) ファクス:082-504-2802
[email protected]