線状降水帯の危険性 急激に高まる危険から命を守る行動を

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ページ番号1034119  更新日 2025年2月24日

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線状降水帯とは

「線状降水帯」を原因とした大規模な豪雨災害が毎年のように頻発しています。

広島市に甚大な被害をもたらした平成26年8月豪雨災害から、令和6年(2024年)8月に10年目を迎えます。この「線状降水帯」という用語は、10年前のこの災害から広く使われるようになったと言われています。

ひとたび「線状降水帯」が発生すると、わずか数時間で災害発生の危険度が急激に高まることがあります。「線状降水帯」とは、数時間にわたって発達した雨雲(積乱雲群)がほぼ同じ場所に停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域を意味します。

イラスト:線状降水帯の例と代表的な発生メカニズムの模式図
出典:気象庁ホームページ

早めの避難で命を守る行動を

自治体から警戒レベル3高齢者等避難警戒レベル4避難指示が発令された際には、早めの避難行動をとってください。

一方で、多くの場合、気象庁が発表する防災気象情報は自治体が発令する避難指示等よりも先に発表されます。このため、高齢者等の避難が必要とされる警戒レベル3や危険な場所からの避難が必要とされる警戒レベル4に相当する防災気象情報が発表された際には、仮に避難指示等が発令されていなくてもキキクル(危険度分布)や河川の水位情報等を確認して自ら避難の判断をしてください。

避難にあたっては、あらかじめ指定された避難場所へ向かうことにこだわらず、安全な親戚・知人宅やホテル・旅館も避難先の選択肢として検討しましょう。また、災害が発生・切迫している状況下では、川や崖から少しでも離れた、近くの頑丈な建物の上層階に避難するなど、自らの判断でその時点で最善の安全確保行動をとることが重要です。

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このページに関するお問い合わせ

危機管理室 災害予防課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2664(代表) ファクス:082-504-2802
[email protected]