南区コミ協ニュース第54号(令和4年7月1日)
「コミ協ニュース」は、南区コミュニティ交流協議会が発行している地域情報誌です。4月、7月、10月、1月の年4回、南区の地域団体の活動をご紹介しています。
南区にお住まいの方だけでなく、南区に関心のある方、南区がふるさとの方にも、楽しんでいただける情報がいっぱいです。
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※令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、10月は休刊しました。
1 加盟団体の活動レポート
地道な広報活動の必要性を痛感![翠町学区社会福祉協議会]
翠町学区社協では、コロナ禍の中、昨年度末までに(1)第3次翠町学区福祉のまちづくりプランの策定(2)学区社協事務所周知の幟旗購入設置(3)社協だよりの作成に取り組みました。幟旗には、「お困りごと相談会実施中!」と学区社協事務所の開設日時を印刷して、翠町会館の室内と会館周辺に設置しました。設置して2週間が経ったころ、社協だよりで「お困りごと相談会」のことを知った地域の方が来所され、相談を受けることとなりました。
これまで、事務所を開設していても、相談に来られる人も電話もほとんどなかったのですが、幟旗と社協だよりが役に立ったようです。これからも地道ではありますが、広報活動の効果を信じて頑張って行きたいと思います。
仁保学区社協活動拠点の紹介[仁保学区社会福祉協議会]
仁保学区社会福祉協議会では、令和4年4月から、下記の内容で学区社協拠点活動を開始しました。
実施日時
毎週月曜、水曜、木曜、金曜日 9時30分~11時00分
実施場所
仁保公民館
スタッフ
常駐スタッフ6名(当番2名で活動)
活動内容
福祉相談・健康相談・悩み相談・蛍光管交換・樹木剪定、簡易作業、草刈り機で除草等。
令和3年度の活動内容(福祉に関する相談は無料、在宅活動は有料となっています。)
- 来所・電話相談者数 69名
- 介護相談・健康相談・悩み相談 3件
- 送迎・修繕・除草等 13件
- その他 44件
※福祉に関する悩み・家の中のトラブル・家の周りのトラブル、まず相談を。
第43回南区民スポーツ大会[学区体育団体南区連合会]
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年・一昨年と開催中止となった南区民スポーツ大会が、令和4年5月15日(日曜)、3年ぶりに開催されました。
待ちに待った開催ではありましたが、感染状況がやや増加傾向にあったため、健康確認や換気・消毒・密回避など各会場にて感染対策を徹底して行い、選手・役員の多大な協力もあり、さらには天候にも恵まれ、盛会のうちに終えることができました。
本大会の上位チーム(剣道除く)が出場する10月の「広島市スポーツ・レクリエーションフェスティバル」において、南区は、毎回、総合優勝争いを繰り広げる好成績を収めております。今年も一致団結して19回目の優勝を勝ち取り、前人未到の10連覇への足掛かりにしたいと考えております。
優勝学区
- 総合優勝 比治山
- ソフトボール 翠町
- バレーボール 宇品東
- 卓球 比治山
- ソフトテニス 宇品東
- バドミントン 比治山
- グラウンド・ゴルフ 青崎
- ソフトバレーボール 比治山
- ペタンク 宇品
- 剣道 皆実
2 団体の紹介
荒神地区社会福祉協議会の紹介[荒神地区社会福祉協議会]
荒神社協としては、毎年5月に地区大運動会を行っていますが、これはコロナ禍の為中止としました。8月に盆供養、盆踊り大会、9月に敬老会、献血、体育大会、10月に防災行事、11月に健康教室、1月に新年互礼会、とんど祭り等を行いますが、コロナ禍の中、今のところは未定です。挨拶運動として、毎週木・金の7時50分~8時30分頃まで荒神町小学校校門前に各町2名が立っております。
また、荒神元気アップサロンとして毎月第2火曜日留学生会館において行っておりますが、これも未定です。
宇品西地区社会福祉協議会の紹介[宇品西地区社会福祉協議会]
本協議会は、33町内会、13団体の約6,000世帯が加入している広島県内では最大級の地域福祉団体となっています。以前から宇品西地区に住んでいる高齢者世帯や、新たに住居を移されて来られた若者世帯など、新旧住民が融合できる地域福祉活動を考察し続けています。
現在、特に力を入れている事業の一つが、地元のNPO法人が運営する広島南コア・フードバンクの支援です。フードバンクとは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから寄贈して頂き、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動のことをいいます。
もし、フードバンクの利用を検討されている方がいらっしゃいましたら、本協議会までお問い合わせくだされば、広島南コア・フードバンクにお繋ぎします。
南区母子寡婦福祉会の紹介[南区母子寡婦福祉会]
ひとり親家庭への支援としては、児童に南区役所別館で、36回/年、学習支援を行っています。基礎学力の向上や、進学・進路の相談を通じ、子や親の不安を軽減・解消のため母子会と学習塾が協力しています。
また、親と子のふれあい講座は、健康科学館見学やボーリング大会を予定しています。
寡婦支援としては、健康と生きがい講座として、料理教室や体操教室、日帰り研修旅行等を計画中です。昨年度は、似島平和資料館に行き、原爆投下後の救護所等についてガイドさんから説明を受けました。昼食は海の幸を堪能し、天気も良かったため、似島港まで海を眺めながら歩きました。
今年度も皆様と様々な企画を通して、お会いできることを楽しみにしています。
南地区更生保護女性会の紹介[南地区更生保護女性会]
南地区更生保護女性会は多くの会員さんのご協力で活動しております。しかし、コロナ禍で多くの行事が中止となりました。その様な中でも昨年は、「愛のたより」の募金活動、「社会を明るくする運動」作品展、これには南区内の幼稚園・保育園からもぬり絵の応募をいただきました。
秋にはチャリティー茶会、ミニバザーを開催しました。地域では子育て支援、ミニ集会も行われました。
令和4年度定期総会を5月16日に開催しました。
今年もできる限り多くの活動ができる事を願っております。
南区自主防災会連合会の紹介[南区自主防災会連合会]
「災害は忘れた頃にやってくる」ひと昔前はよく言っていましたが、今は「災害は忘れる間もなくやってくる」に変わってきています。明日にでもくるかもしれない災害に備え、南区自主防災会連合会では区民を守るため、昨年から3カ年計画で防災資器材の整備に着手しました。
事務局(南消防署)で管理しておりますので、利用を希望される方はご相談ください。
3 コミ協の活動報告
南区コミュニティ交流協議会総会
5月30日(月曜)、南区コミュニティ交流協議会総会において、(1)令和3年度事業報告及び決算報告、(2)令和4年度事業計画及び予算、(3)役員の改選について審議し、承認されました。
令和4年度の事業計画と予算は次のとおりです。
- 会議
「総会」「役員会」「企画総務部会」の開催。 - 広報事業
- 「コミ協ニュース」の発行(年4回、各7,500部)。
- ホームページの活用及び新たな配布先の発掘などによる「コミ協ニュース」の読者層拡大。
- 支援事業
- 広報支援
「コミ協ニュース」を活用し、加盟団体が主催する事業への参加の呼びかけや事業の紹介を行う。 - 物品支援
加盟団体が主催する社会福祉関連事業等の参加者に対し、参加賞等を提供する。- 南区母子寡婦福祉会
「ふれあいボウリング大会」 - 南区身体障害者福祉協会
「フライングディスク大会」
- 南区母子寡婦福祉会
- 広報支援
- 交流会事業
スポーツを通じ、委員及び加盟団体役員の親睦を深め、加盟団体相互の連携強化を図る。 - 研修事業
コミ協委員等を対象とした研修会を開催し、地域コミュニティが抱える課題とその対応方法について情報提供を行うとともに、参加者相互の意見交換等を行う。 - 調査研究事業(実施時期未定)
先進的な取組を行っている他都市の地域団体の訪問や、地域活動の活性化のための調査研究(他都市視察)を行う。
※コミ協の令和4年度事業計画について
新型コロナウイルス感染症の今後の感染状況等により、事業については、変更となる場合があります。
令和4年度予算
費目 | 予算(円) | 備考 |
---|---|---|
会費 |
305,000 |
10,000×30団体 5,000×1団体 |
補助金 | 305,000 | 市補助金 |
雑収入 | 165 | 預金利息 |
繰越金 | 18,835 | 前年度繰越金 |
合計 629,000
費目 | 予算(円) | 備考 |
---|---|---|
会議・研修 | 20,000 | 会議用飲料費 |
広報事業 | 268,000 | コミ協ニュース発行・配布 |
支援事業 | 50,000 | 物品支援 |
交流会事業 | 65,000 | 親善グラウンド・ゴルフ大会 |
調査研究事業 | 145,000 | 他都市視察 |
事務費 | 81,000 | 共通消耗品費、通信運搬費 |
合計 629,000
4 区役所からのお知らせ
広島市政功労表彰者に対する表彰式
広島市では、行政の進展、地域社会の振興、公益の増進、産業経済の発展、教育の推進、文化振興若しくはスポーツ振興に顕著な功績のあった方を広島市政功労者として表彰しています。4月1日(金曜)、広島市役所本庁舎2階講堂にて、表彰式が行われました。南区からは、次の方が表彰されました。
行政進展功労
- 岩本 起喜 氏(仁保南二丁目自主防災会長)
- 佐藤 勝美 氏(宇品東六丁目北自主防災会長)
- 田中 孝司 氏(日宇那町・楠那町自主防災会長)
- 堂官 秋夫 氏(宇品海岸二丁目東町内会自主防災会長)
- 中村 興夫 氏(松原町自主防災会長)
- 三谷 修 氏(山城町自主防災会長)
地域振興功労
- 越智 正紀 氏(大州南町内会長)
- 北川 泉 氏(向洋新町一丁目町内会長)
- 津田 昇 氏(広島流川銀座商店街町内会長)
福祉増進功労
- 木村 昌彦 氏(広島市介護認定審査会委員)
- 白根 雅子 氏(広島市身体障害者更生相談所判定医師)
- 田中 孝司 氏(広島市南区楠那学区公衆衛生推進協議会会長等)
- 初山 正彦 氏(仁保学区青少年健全育成連絡協議会会長)
永年勤続の町内自治組織の長に対する感謝状贈呈式
4月4日(月曜)、広島市役所本庁舎2階講堂にて、永年勤続の町内自治組織の長に対する感謝状贈呈式が行われました。
この表彰は町内会長・自治会長を通算10年以上勤めた方に贈られるもので、南区から次の方が表彰されました。長きにわたり地域のために御尽力くださりありがとうございます。
- 桂 壽宏 氏(段原一丁目町内会)
- 長瀬 充良 氏(宇品神田四丁目町内会)
- 祝 章則 氏(宇品神田五丁目南町内会)
5 ボランティアに関するお知らせ
「認知症VR体験会」を開催しました[南区社会福祉協議会]
令和4年3月15日(火曜)、3月18日(金曜)の2日間で、南区社会福祉協議会ボランティアセンターに登録しているボランティアグループと個人登録ボランティアを対象に「認知症VR体験会」を開催しました。
内容は、認知症の方の証言をもとに制作されたプログラムを当事者視点で体験しました。この度は、視空間失認、幻視、見当識障害の3つの事例を体験しました。
参加者からは、「幻視は想像以上で怖かったです。」「認知症の方の状況が少し分かった気がします。」「認知症の方の気持ちに寄り添って、対応したいです。」「病気を隠すことでもっと苦しくなるという当事者の言葉が心に残りました。街中で困っている人がおられたら、積極的に手助けをしたいです。」等の感想を伺いました。
認知症の症状を体験することで、認知症のある方への理解を深めることができた体験会でした。
6 ダウンロード
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このページに関するお問い合わせ
南区役所市民部 地域起こし推進課
〒734-8522 広島市南区皆実町一丁目5番44号
電話:082-250-8935(代表) ファクス:082-252-7179
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