百日咳の患者報告数が増加しています(注意喚起)

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ページ番号1040028  更新日 2025年5月15日

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百日咳の報告数

百日咳と診断される方が増えています!

現在、本市においても百日咳の患者数が増加しています。

咳やくしゃみなどの症状があるときは、「咳エチケット」(マスクを着用したり、マスクが無い場合は、ティッシュ・ハンカチ、上着の袖などで口や鼻を覆う。)を心がけましょう。軽症でも他の人に感染させる可能性があるため、ワクチン未接種の新生児・乳児がいる場合は、特に感染に対する注意が必要です。

また、日ごろから手洗いを励行し、咳が長引く場合は早めに医療機関を受診しましょう。

感染症対策へのご協力をおねがいします

百日咳とは

百日咳は、「百日咳菌」によって引き起こされる感染症で、特有のけいれん性の咳が長く続くことが特徴です。乳児から成人までいずれの年齢でもかかりますが、特に乳児の場合重症化することがあり注意が必要です。

広島市の百日咳の最新情報は、以下のリンクからご確認ください。

症状について

症状は主に次の3つの段階に分けられます。

なお、成人の百日咳の場合、咳は長期間続くものの、典型的なけいれん性の咳を示さないことも多く、百日咳と分からずに、周囲に感染を広げるおそれがありますので注意が必要です。

1 カタル期

通常7日から10日程度の潜伏期間のあと、かぜのような症状で始まり、次第に咳の回数が増えて、程度も激しくなります。

2 痙咳(けいがい)期(約2~3週間)

次第に、「コンコン」と激しく咳き込んだあと、息を吸い込むときに笛を吹くような「ヒュー」という音が出るという特徴のあるけいれん性の咳を繰り返すようになります。激しく咳き込んで嘔吐を伴う場合があります。
ただし、成人の場合は典型的なけいれん性の咳を示さない場合もめずらしくありません。

3 回復期

激しいけいれん性の咳は徐々に出なくなり、発症してから2から3か月程度で回復します。

感染経路について

感染経路は、鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる接触感染であり、感染力が強いことが知られています。

予防方法について

予防接種が有効です。接種対象年齢になったら、なるべく早くワクチンを接種しましょう。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局保健部 健康推進課保健予防係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6-34
電話:082-504-2882(保健予防係)  ファクス:082-504-2258
[email protected]