感染症情報/A型肝炎

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ページ番号1011230  更新日 2025年2月16日

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A型肝炎とは

A型肝炎ウイルス(HAV)による疾患で、一過性の急性肝炎をきたします。主な感染経路は、ウイルスに汚染された飲食物を介した経口感染です。

潜伏期間と症状

潜伏期間は2~7週間で、発熱、全身倦怠感、食欲不振、嘔吐、黄疸などの症状を起こします。

小児では不顕性感染や軽症ですむことがほとんどですが、成人では症状も肝障害の程度も重い傾向にあります。特異的治療法はなく、安静や対症療法が中心です。予後は一般に良く、1~2か月の経過後回復しますが、高齢者では重症化することがあります。治癒後には強い免疫が残されます。

流行時期

患者は、秋に少なく、冬から春、初夏にかけて多くなる傾向があります。

予防方法

手洗いを励行するとともに、食物の十分な加熱を心がけましょう。また、ワクチン接種も有効です。

関連情報

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局衛生研究所 生活科学部
〒733-8650 広島市西区商工センター四丁目1番2号
電話:082-277-6575(生活科学部)  ファクス:082-277-0410
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