「広島市地域公共交通計画」の策定

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ページ番号1016894  更新日 2025年3月28日

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近年、自然災害の激甚化・頻発化やAI技術を活用した新たな交通サービスの発展、さらには、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を契機とした人々の行動の変容など、公共交通を取り巻く状況変化が様々な形で生じています。

今後、引き続き公共交通を維持していく上では、様々な状況変化への対応を、競争を前提とする事業者に委ねるだけでは適切かつ迅速な課題解決が困難であることから、公平な立場で調整を行える行政側も参画し、官民の継続的な協調関係の下で、着実な取組が進められるようにする必要があります。

このたび策定した「広島市地域公共交通計画」は、公共交通が直面する危機的な状況を乗り越え、公共交通を軸とした交通体系の構築を図るため、新たな公共交通政策の下で、今後5年間に実施する取組について定めるものです。

本計画の策定に当たっては、学識経験者や利用者代表、交通事業者、関係行政機関などで構成する法定協議会で協議を行いながら合意形成を図り、実現可能性の高いものとしています。

計画内容は以下のとおりです。

改定履歴

令和6年12月改定

地域公共交通計画に記載する機能強化策「超低床車両の導入」について、物価高騰や円安等により車両価格が上昇し、事業者において計画的な車両の導入が困難な状況となっていることから、計画的に取組を推進することができるよう、車両導入に係る国の地域公共交通バリア解消促進等事業(利用環境改善促進等事業)の補助率嵩上げの適用を受けることとし、当該取組を利便増進事業に位置付けました。

また、令和6年12月20日(金曜)から東区戸坂地区乗合タクシーが本格運行するに当たり、国の地域内フィーダー系統確保維持費補助金を活用するため、地域公共交通計画「8 地域公共交通確保維持事業の補助対象路線等一覧」に当該運行地区を追加しました。

令和6年3月改定

「共同運営システムによる乗合バス事業の再構築に向けた基本方針(令和6年2月)」の取組に関する記載を明確化するとともに、地域公共交通確保維持事業(国庫補助)の補助対象路線等を追加しました。

令和7年3月改定

  1. アストラムラインに係る機能強化策「新交通西風新都線(広域公園前駅からJR西広島駅まで)の整備」について、サービスレベルや広島市立地適正化計画との関連性を追記しました。(P67)
  2. 広電宮島線・路面電車に係る機能強化策「路面電車駅前大橋ルートと循環ルートの整備」について、事業工期の見直しに伴い、供用開始時期を修正しました。(P68・P69)
  3. 交通結節点に係る機能強化策「広島駅周辺地区交通結節点整備(広島駅南口広場の再整備)」について、事業工期の見直しに伴い、完成時期を修正しました。(P73・P74)

関連情報【過去の計画に関する情報等】

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このページに関するお問い合わせ

道路交通局公共交通政策部 公共交通調整担当
〒730-8586広島県 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号8階
電話:082-504-2383(代表)  ファクス:082-504-2426
[email protected]