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エリアマネジメントの推進

ページ番号:0000007244 更新日:2021年4月1日更新 印刷ページ表示

エリアマネジメントとは

 エリアマネジメントとは、ある一定の地域において、その地域の関係者が、「地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取組」を行うことです。

 エリアマネジメントに取り組む団体を、「エリアマネジメント団体」といい、そのメンバーは、地域住民だけでなく、そこで商売をする人、働く人、店舗やビルなどを貸している人など、その地域に関わる様々な人たちです。このような人・組織が協力しながら、様々な活動を企画し、実施します。

 エリアマネジメントで行われる主な活動としては、以下のようなものがあります。

  1. 季節に応じたイベントや祭りを開催する「まちのにぎわいづくり」
  2. ゴミ拾い、花壇作りなどの「環境維持・美化活動」
  3. コミュニティ情報誌やマップの発行、ホームページの開設などの「まちの情報発信」
  4. 合同防災訓練などの「防災活動」、防犯講習会などの「防犯活動」
  5. まちづくりの方針やガイドラインを定める「地域ルールの策定」

 このような活動に併せて、エリアマネジメント団体が公共的空間や公共施設等を管理し、物品販売等の営利活動に活用することにより、活動費の獲得と活動の活性化を図る事例が全国的に多く見られます。

公共的空間の活用風景道路空間へのオープンカフェの設置風景まちの情報発信の事例

広島市におけるエリアマネジメントの推進について

 広島市では、まちの活性化には、地域で暮らす人たちが「自分たちのまちは自分たちで創る」という気持ちを持ち、様々なまちづくり活動に参画していただくことが必要だと考えています。

 そして、このような住民等によるまちづくり活動の活発化を図りたいと、活動経費の助成やアドバイザー派遣などの支援策を行っており、現在は、市内の各地域で、様々な活動団体がまちづくり活動に取り組んでいます。

 このような活動の盛り上がりを継続し、発展していくには、これまでの支援策に加え、より住民自らの創意工夫を活かせる手法を取り入れることが必要だと考え、このたび、エリアマネジメントの手法の浸透・定着に取り組むことにしました。

 エリアマネジメントの特徴として、公共施設等を活用しながら「にぎわいづくり」や「活動財源の確保」を行うというものがあります。本市では、このような公共施設等の有効活用を行う場合、支障となる規制を特例的に緩和する仕組みを設けることで、エリアマネジメントの活動を支援することにしています。

広島市のエリアマネジメント

エリアマネジメントの支援策

1 広島市エリアマネジメント活動計画認定制度

 広島駅周辺地区や紙屋町・八丁堀地区等の「都心地区」や、生活施設や交通施設の集中する地区など、都市機能が集積し高い拠点性を持つ地区で行われる「エリアマネジメント」のうち、一定の基準を満たすものを本市が認定し、併せて公共施設等を有効活用する際に支障となる規制を特例的に緩和します。

 詳しくは「広島市エリアマネジメント活動計画認定制度の概要」をご覧ください。

2 公園活用による地域コミュニティ活性化支援事業(小さなエリアマネジメント)

 市内各地域で、町内会・自治会等の地域団体が、活動範囲内にある街区公園等を活用し、住民主体のにぎわいづくりの活性化と地域活動の財源確保を行う場合、一定のルールを定めた上で、公園の利用方法に係る規制を緩和します。

 詳しくは「公園活用による地域コミュニティ活性化支援事業(小さなエリアマネジメント)」をご覧ください。

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