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地域コミュニティの活性化(令和5年版広島市勢要覧)

ページ番号:0000375282 更新日:2024年3月29日更新 印刷ページ表示

地域コミュニティの活性化

 地域コミュニティは、防災、防犯、福祉、子どもたちの育成、環境美化、交通安全、伝統文化の維持、スポーツなど、日々の暮らしを充実させる上で欠かせない役割を担うとともに、地域資源を活用した活動により、まちのにぎわいを創出しています。

 しかしながら、少子高齢化や単身世帯の増加などの家族単位の縮小、労働環境や生活環境の変化といった様々な社会的要因の変化によって、これまで地域が有していた相互扶助や福祉、防犯、防災、環境美化、伝統文化の維持、まちの賑わいづくりなど、様々な機能が低下するおそれがあります。

 このため、将来にわたり、こうした地域コミュニティの活動が持続可能なものになるよう、令和4年2月に「広島市地域コミュニティ活性化ビジョン」を策定しました。ビジョンに基づき、市民主体のまちづくりを推進する「新たな協力体制」である広島型地域運営組織「ひろしまLMO(エルモ)」の構築・運営支援を始めとした地域コミュニティの活性化に向けた取組を進めています。

LMO

広島型地域運営組織「ひろしまLMO」とは

  広島市地域コミュニティ活性化ビジョンの基本理念である「地域に関わるあらゆる主体が一緒になり、地域の実情に応じた諸課題を解決することができる持続可能な地域コミュニティの実現」に向け、地域の関係者が、楽しさややりがいを感じながら、市民主体のまちづくりを進めることができるよう、概ね小学校区を活動範囲とした地域を代表する組織として、地域の実情に応じて、地区社会福祉協議会や連合町内会・自治会等が中心となって、地域団体やNPO、協同労働団体、企業、商工会、住民有志など、多様な主体と連携しながら、地域の情報・将来像の共有や、地域課題の解決に向けた様々な活動の企画・検討、広報等に取り組む組織です。

LMOイメージ

ひろしまLMOの認定数

 令和4年7月から令和6年2月末までに27地域の団体をひろしまLMOとして認定しています。(令和6年2月末現在)

加入数ロゴマーク

ひろしまLMOの活動事例

団体の垣根を越えた地域課題解決のネットワークづくり

 ネットワークづくり

 各地域団体が連携して地域活動に取り組むための仕組みとして、地域課題のテーマごとにネットワークを構築している。ネットワークには各地域団体から幅広い年代の住民が参加しており、自由な発想でアイデアを出し合って課題解決策を企画している。

若い世代の発想力・行動力を活かして地域を活性化

 若い世代による地域活性化

 学区内にある小・中・高校とまちづくりに向けた連携協定を締結し、児童・生徒が地域の活動に参加したり、授業の一環で地域について学習し、地域課題解決策を研究・提案するなど様々な活動を実施している。

活動拠点を活用して子育て世代の交流の活性化

 子育てオープンスペース

 ひろしまLMOで保育士の資格を持った人を雇用し、活動拠点で週に1回子育てオープンスペースを開設することで、地域の子育て世代が交流する場を提供している。

認知症カフェ×多世代交流

 認知症カフェ

 ひろしまLMOの設立をきっかけに構成団体や地域の有志が連携し、認知症カフェに幅広い世代の住民に参加してもらう「多世代カフェ」を開設し、住民が集まり交流する場を創出している。