Web展示会「絵はがきからたどる広島あの頃 市街南部」 地図で見る広島市街南部
地図で見る広島市街南部
44 宮島広島名所交通図絵(部分)
昭和3年(1928年) 広島瓦斯電軌株式会社発行
表面(おもてめん)は、吉田初三郎が描いた広島市街から宮島までの鳥瞰図(ちょうかんず)。裏面の「広島瓦斯電軌沿線名所案内」では、広島電軌軌道(現在の広島電鉄)の市内線、宮島線沿線の名所が写真入りで紹介されている。
南端は、向宇品(むこううじな)から似島に至るまで丁寧に描かれているが、軍用線であった宇品線は書き込まれていない。
45 大日本職業別明細図 大広島市(部分)
昭和14年 東京交通社発行
昭和14年(1939年)の広島市内の市街地図。官公庁、学校、商店、社寺等の名称が詳細に記載されている。
46 広島市街明細地図 明治20年(部分)
明治20年(1887年) 浅井馨編・松村善助発行
明治20年(1887年)、広島市が広島区であった頃の市街地図。広島区は近代の城下のエリアに当たる。この時は隣接する国泰寺村、皆実村、宇品町などには幹線道路しか記入されていない。宇品港から横浜や神戸など日本各地までの距離も書かれている。

47 最新実測広島市街全図 明治27年(部分)
明治27年(1894年) 鈴木常松発行
日清戦争勃発後に発行された市街地図。山陽鉄道や広島駅から宇品港に延びる宇品線の線路が記載されている。
48 最近実測広島市街地図 大正15年(部分)
大正15年(1926年) 広島市 編・発行
大正15年(1926年)頃の広島市街地図。学校、官公庁、社寺、工場(ガス・缶詰・ソーダ、ゴム等)、商店等の施設や軌道等が書き込まれている。広島湾内には牡蠣養殖、海苔養殖、魚介類の名称など水産業に関する情報も書き込まれている。『第10回 広島市勢一斑(いっぱん)』の附属地図。

49 広島市街地図 昭和10年(部分)
昭和10年(1935年) 広島市役所 編・発行
昭和10年(1935年)の広島市街地図。皆実町(みなみまち)南部の区画整理が進んでいるのが分かる。京橋川河口の防波堤や河川修築の予定が赤で書き込まれている。
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