デジタルギャラリー 広島県物産陳列館から原爆ドームへ「6 保存工事の様子」
戦後、原爆ドームを残すべきか取り壊すべきかについて市民の間で繰り返し論議されました。長らく結論が出せずにいましたが、被爆建物が次第に姿を消していく中で、保存を求める声が高まりました。
昭和40(1965)年に実施された原爆ドームの強度調査結果を受け、翌年市議会は、原爆ドームの保存を決議しました。
第1回保存工事は、昭和42(1967)年4月から8月5日の完工式まで続きました。レンガ壁の亀裂に樹脂を注入して壁全体を固め、要所を鉄骨で支える補強工事が行われました。その後もおおむね3年ごとに劣化を知るための健全度調査を行い、平成元~2年、平成14~15年、27~28年、令和2~3年に保存工事が行われています。
第1回保存工事













第2回保存工事











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