ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・手続き > 医療・健康・衛生 > 予防医療・予防接種 > インフルエンザの予防方法とかかった時の注意事項
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・手続き > 医療・健康・衛生 > 感染症・難病・特定疾患 > インフルエンザの予防方法とかかった時の注意事項

本文

インフルエンザの予防方法とかかった時の注意事項

ページ番号:0000109533 更新日:2023年1月11日更新 印刷ページ表示

インフルエンザを予防するためには、インフルエンザのことを知ることが重要です!!

・ インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起こる感染症です。
・ 38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状もみられます。
・ 小児や高齢者などは重症化することがあります。

感染のしかた

飛沫感染

・ 感染した人の咳やくしゃみ、会話などでウイルスを含んだつばが飛び散り、他の人が口や鼻から吸い込むことによる感染。

接触感染

・ 感染した人が咳やくしゃみ、鼻水などのついた手でドアノブなどを触り、ウイルスがついた箇所を触った他の人が、その手で顔を触ったりすることなどによる間接的な感染。
・ 多くの人が触るドアノブ、エレベーターのボタン、手すり、受話器、吊り革などにウイルスがついていることがあります。

 

接触感染しやすい場所の例
ドアノブ エレベーターのボタン 手すり 受話器 吊り革

インフルエンザの予防方法

・人が集まる場所への不必要な外出は避けてください。

・咳エチケット(咳・くしゃみが出る時は、マスクを着用する。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れる。使用後のティッシュは、すぐにごみ箱に捨てる。)、室内での換気、人ごみや室内でのマスク着用、手洗い(アルコール消毒)など基本的な感染防止対策を励行してください。

・室内は、加湿器などを使用し、適度な湿度(50%~60%)を保ってください。

・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけ、体調管理に努めてください。

・普段と異なる症状がある場合には、外出、出勤、登校・登園を控えることを徹底してください。

・ワクチン接種をご検討ください。ワクチン接種後、効果が出るまでに2週間程度かかります。

 特に基礎疾患のある方や高齢の方等、重症化する恐れがある方で、まだ予防接種を受けておらず、接種を希望される方は早めの接種をお勧めします。

・発熱等の風邪の症状があり、不安な場合には、早めにかかりつけ医など身近な医療機関に電話相談してください。

 

咳エチケットについて

・ 咳やくしゃみをする人が周囲の人に配慮することを、咳エチケットといいます。
・ ウイルスは鼻水、咳、くしゃみなどに多く含まれています。
・ 咳やくしゃみをするときは鼻と口をティッシュペーパーで覆ったり、マスクを着用することが咳エチケットの基本です。
・ くしゃみは1mから2mくらい飛び散るといわれています。
・ 咳やくしゃみをするときはティッシュペーパーなどで口と鼻を覆い、他の人から顔をそむけましょう。また、使ったティッシュペーパーはビニール袋などに入れて、他の人が触れないようにしましょう。
・ ティッシュペーパーなどがない場合は、袖口などで押さえてください。手で覆ったときはすぐに手を洗いましょう。

マスクの効果

・ 咳やくしゃみの症状がある人がマスクを装着することにより、ウイルスを撒き散らさない効果があります。
・ 症状がある時には必ずマスクをしましょう。
・ 一方、マスクを装着しているからといってウイルスの吸入を完全に防げるというわけではありません。
・ 基本的な手洗い、うがいなどの予防策を併せてこまめに行いましょう。
・ マスクは隙間が無いように装着し、鼻あては鼻の形に合わせて軽く押え、あごまで覆うようにしましょう。

正しい手の洗い方

手洗い方法 
石けんを使い、15秒以上かけて洗いましょう。  
  インフルエンザ予防のために~手洗い・マスクのススメ(政府インターネットテレビ)<外部リンク>

インフルエンザにかかったときの注意事項

・ 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
・ 咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策としての咳エチケットを徹底しましょう。
・ 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
・ 水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
・ 高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
・ また、小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあります。これらの事例は抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず報告されています。    
・ インフルエンザにかかり、自宅で療養する場合は、少なくとも発熱から2日間は、保護者等は転落等の事故に対する防止対策を講じてください。
・ なお、転落等の事故に至るおそれのある重度の異常行動については、就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多いこと、発熱から2日間以内に発現することが多いことが知られています。

転落等の事故に対する防止対策の例

・ 玄関やすべての部屋の窓の施錠を確実に行う(内鍵、補助錠がある場合はその活用を含む)
・ ベランダに面していない部屋で寝かせる
・ 窓に格子のある部屋で寝かせる(窓に格子がある部屋がある場合)
・ できる限り1階で寝かせる(一戸建てにお住まいの場合)

異常行動の例

・ 突然立ち上がって部屋から出ようとする
・ 興奮して窓を開けてベランダに出て、飛び降りようとする
・ 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
・ 人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
・ 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る

【参考】
 異常行動による転落等の事故を防ぐためのお願い(医療従事者の皆さんへ)(厚生労働省作成) [PDFファイル/1.25MB]
  異常行動による転落等の事故を防ぐためのお願い(患者さん・ご家族・周囲の方々へ)(厚生労働省作成) [PDFファイル/1.25MB]

インフルエンザの出席停止期間について

・ インフルエンザは、学校保健安全法において、第2種感染症(飛沫感染するもので学校において流行を広げる可能性が高い感染症)に指定されています。
・ インフルエンザに感染した場合は、学校及び幼稚園への出席停止期間の基準が以下のように定められています。 ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません。

インフルエンザ出席停止期間:発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで

・ 一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。

関連情報

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)