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200万人広島都市圏構想(令和元年版広島市勢要覧)

ページ番号:0000142344 更新日:2020年3月31日更新 印刷ページ表示

2015年10月の国勢調査では、調査が始まって以来、日本の総人口が初めて減少しました。
このまま人口減少や少子高齢化が進むと、経済活動の停滞や市民生活への悪影響を招く恐れがあります。

広島市の経済活動は、近隣市町から働きに来る人や広島市で生産された産品・製品の近隣市町での消費などに支えられており、これらの近隣市町を含めた都市圏全体として活性化を図ることで、人口減少に歯止めを掛ける必要があります。

このため、広島広域都市圏の各市町が、自らだけの発展を目指す旧来の考え方を改めて、圏域全体で必要な施策について実現可能性を探り、圏域全体の持続的な発展を目指す施策を着実に実行していくことが重要と考え、「200万人広島都市圏構想」の実現に向けた取組を進めています。

広島広域都市圏とは

本市の都心部からおおむね60km、車で約1時間の圏内の経済面や生活面で深く結び付いている24市町で構成しており、1993年から圏域の一体的発展に向けた連携・交流を推進しています。

広島広域都市圏とは①

広島広域都市圏とは②

広島広域都市圏の人口の将来展望

現在の圏域人口は約230万人ですが、国の推計によると、2045年には200万人を割って、それ以降も減少すると見込まれています。そのため、各市町が一丸となってこれに立ち向かい、圏域経済の活性化と圏域内人口200万人超の維持を目指します。

広島広域都市圏の人口の将来展望

「200万人広島都市圏構想」の実現に向けた取組

住民が愛着と誇りを持てる、誰もが住み続けたい、住んでみたい広島広域都市圏を形成するため、本市は圏域の発展をけん引するエンジンとしての役割を担います。

平成28年3月に策定した「世界に誇れる『まち』広島」創生総合戦略に基づき、広域拠点にふさわしい都市機能の充実強化などの基本目標に向け、出生率の向上と若い世代の人口の確保を着実に進め、人口減少に歯止めを掛けることで、人口規模と経済力などを兼ね備えた「世界に誇れる『まち』広島」を実現し、広島広域都市圏の発展をけん引します。

また、同時に策定した広島広域都市圏発展ビジョンに基づき、都市圏が目指す3つの将来像の実現に向けた積極的な取組を行うことで、それぞれの個性をいかして輝くことができる圏域づくりを行います。

「世界に誇れる『まち』広島」創生総合戦略と広島広域都市圏発展ビジョンの取組を一体的に展開することで、「200万人広島都市圏構想」の実現を目指します。

「200万人広島都市圏構想」の実現に向けた取組

「世界に誇れる『まち』広島」創生総合戦略に掲げる4つの基本目標とその取組

  • 中四国地方のエンジンにふさわしい都市機能の充実強化
    1. 連携中枢都市圏制度を活用した施策展開
    2. 市の都市構造をいかしたまちづくり
    3. 公共交通を中心とした「4つの循環」の形成
  • すべての人にとっての”ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)”の創出
    1. 産業の競争力強化への支援
    2. 観光産業、里山・里海産業の振興
    3. 魅力のある職場づくりや雇用環境の整備
  • 子どもと子育てに優しいまちの実現に向けた切れ目のない支援
    1. 結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援
    2. 多様な保育サービスの充実
    3. 子どもの可能性を最大限に発揮する教育への進化
  • 誰もが住みたくなるまちに、まちの安心とブランド力の向上
    1. 住生活環境の整備と防災・減災のまちづくり
    2. スポーツをいかしたまちづくり
    3. 「迎える平和」の推進

広島広域都市圏発展ビジョンに掲げる3つの将来像とその取組

  • 【経済面】 ヒト・モノ・カネ・情報が巡る都市圏
    1. ローカル経済圏の構築に向けた仕組みづくり
    2. 中小企業の振興、成長産業の育成
    3. 観光客の誘客の推進、滞在型観光の拡大
    4. 里山・里海産業の支援、「若者人財」の地産地活
  • 【生活面】 どこに住んでも安心で暮らしやすい都市圏
    1. 高度な医療サービスの提供
    2. 圏域内の公共交通網等の充実・強化
    3. 大学等との連携による地域貢献人材の育成
  • 【行政面】 住民の満足度が高い行政サービスを展開できる都市圏
    1. 地域医療・子育て支援・教育の充実
    2. 農業の担い手や雇用機会の確保、地域資源の活用
    3. 結び付きやネットワークの強化

詳しくは、広島広域都市圏サイトをご覧ください。