広島市総合計画(令和元年版広島市勢要覧)
総合計画は、幅広い市民生活に関わる広島市の仕事を計画的・効率的に行うための基本的な方向を定めるものです。「基本構想」「基本計画」「実施計画」で構成しており、これらを基に毎年度の予算を編成し、具体的な施策を進めています。
広島市は、世界や我が国における環境の変化等に対応し、未来を見据えた計画的な都市づくりを行うため、平成21年(2009年)に、新しい「広島市基本構想」と「第5次広島市基本計画」(計画期間:平成21年度(2009年度)~令和2年度(2020年度))を策定しました(なお、第5次広島市基本計画の計画期間が満了する令和2年度(2020年度)中に、基本構想及び基本計画を改定するため、平成29年度(2017年度)から改定作業を行っています。)。
広島市総合計画の体系
基本構想
広島市の都市像とそれを実現するための施策の構想などを定めるもの。市議会の議決を経て策定。
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基本計画
基本構想を達成するための施策の大綱を総合的・体系的に定める長期計画。市議会の議決を経て策定。
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実施計画
基本計画の実施のために必要な事務事業の計画などを定める中期計画。
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毎年度の予算編成
広島市基本構想
1 都市像
広島市の都市像は「国際平和文化都市」です。この都市像は、広島市が初めて基本構想を策定した昭和45年(1970年)から継承しています。
2 施策の構想(構成のみを掲載)
「広島らしさ」具現化の視点を織り込みながら、次のとおり施策の構想を定めています。
広島の持つ「平和の求心力」を生かした都市づくり
- 核兵器廃絶と世界恒久平和の実現
- 環境と人とのパートナーシップの構築
「幸せ」と「まちの元気」の増進を目指した都市づくり
- 未来を担う子どもの幸福の増進
- 男女共同参画社会、異文化や多様性を認め合う社会の形成
- 健康で生き生きと暮らせる都市環境の創出
- 創造力と活力に満ちた都市の実現
- *ICT先端都市の実現 *ICT:情報通信技術のこと。
広島型「市民自治」を目指した都市づくり
- 市民福祉の増進に向けた市民主体の都市づくりの推進
- 市民の創意工夫による地域のまちづくりの推進
- 自律的な都市経営の推進
第5次広島市基本計画
平成21年度(2009年度)から令和2年度(2020年度)までの12年間を計画期間として、分野ごと、区ごとに施策の大綱を定めています。
1 分野別計画の構成
- 核兵器廃絶と世界恒久平和の実現
- 環境と人とのパートナーシップの構築
- 安全・安心の確保と生活基盤の整備
- 子どもの未来の創造
- 保健・医療・福祉の充実
- パートナーシップに基づく新たなライフスタイルの創造
- ICT先端都市の実現
- 持続可能な市場経済の創出
- 千客万来の都市の実現
2 区の計画
各区のキャッチフレーズや将来像、「住民に身近な地区別まちづくりビジョン」などを定めています。
広島市実施計画
平成28年度(2016年度)から平成31年度(2019年度)までの4年間を対象期間とする「世界に誇れる『まち』の実現に向けた取組」を実施計画として策定しており、毎年度、見直しを行い更新しています(なお、現行の実施計画の計画期間が平成31年度(2019年度)で満了するため、改定作業を行っています。)。
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