ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

食中毒を疑った時は

ページ番号:0000008142 更新日:2023年2月21日更新 印刷ページ表示

目次

1.医師、医療機関の方へ
2.消費者の方へ
3.食品事業者の方へ
4.食中毒調査の流れ
5.参考(よくある食中毒の原因と症状)

1.医師、医療機関の方へ

 食中毒患者またはその疑いのある者を診断したときは、ただちに保健所に届出を行ってください(食品衛生法第63条)。

報告事項

  • 医師の氏名、医療機関名(住所)
  • 患者の氏名、住所、年齢
  • 食中毒の原因(疑いも含む)
  • 発病年月日
  • 診断年月日、時刻 等

食中毒届出、連絡先

 広島市保健所 食品保健課

 電話: 082-241-7434
 Fax: 082-241-2567

ダウンロード

 (広島市様式)食中毒患者等届出票(78KB)(PDF文書)

参考

医師、医療機関向けパンフレット
食中毒を疑ったときには(厚生労働省作成)(PDF文書)<外部リンク>
食中毒を疑った時は(厚生労働省作成)

2.消費者の方へ

食中毒になると、どんな症状が出るの?

  • 一般的には、下痢、嘔吐、腹痛等の症状が出ます。
  • 食べてから発症までの時間(潜伏時間)や症状は、原因によって異なります(直前の食事が原因とは限りません。)。
    【参考】 内部リンク 
    食中毒の基礎知識

食中毒の症状が出たら、どうすればいい?

  • 下痢や嘔吐をしたら、しっかり水分をとりましょう。
  • 自分で勝手に判断して薬を飲むのはやめて、まずはかかりつけのお医者さんに診てもらいましょう。
  • 休日や夜間の際は、こちらを参考にしてください。
    【参考】 内部リンク
    「広島市 休日・夜間救急医療」
  • 食事内容や症状については、医療機関もしくは保健所へ御相談ください。
    広島市保健所(食品保健課) 電話: 082-241-7434

原因として飲食店が疑われる場合は?

原因の追及、被害の拡大を防止するため、発症状況などの調査にご協力いただくことがあります。

調査内容

  • 発症状況(発症日時、症状)
  • 食べた物の内容、行動調査(健康者にも実施)
  • 検便 等

 ※食中毒の原因については、患者の調査結果及び施設の調査結果を疫学的(注)に解析して判断を行います。

 (注)発病の時間、場所、人等を調べることにより、病気とその要因と考えられるものの(食品)の関係を解析し、関係性を証明します。

家族にうつさないためには

  • 調理の前、食事の前、トイレの後、便や吐いた物に触った後には、よく手を洗いましょう。
  • 食中毒にかかっているおそれのある人は、家族の後にお風呂に入るようにしましょう。湯舟のお湯は毎日かえましょう。

3.食品事業者の方へ

  • 施設の利用者等から食中毒等の申し出があったときは、保健所へ報告してください。
    広島市保健所(食品指導課) 電話: 082-241-7404
  • 利用施設が原因として疑われる場合は、保健所が施設の調査を行います。

調査内容

※原因施設、原因食品等については、施設の調査結果及び患者の調査結果を疫学的(注)に解析して判断を行います。

 (注)発病の時間、場所、人等を調べることにより、病気とその要因と考えられるものの(食品)の関係を解析し、関係性を証明します。

4.食中毒調査の流れ

(1)医師、市民、消防署等から保健所に連絡

患者の発症状況等を確認します。

(2)保健所職員が調査

  • 患者の聞き取り調査(発症前の食事内容、行動等や患者便の検査)を行います。
  • 原因として飲食店等の営業施設が疑われる場合は、施設への立ち入り調査を行います。

(3)原因特定

調査結果をもとに、原因施設、原因食品、病因物質を特定します。

(4)施設への対応

  • 飲食店等が原因の場合、営業禁止や停止、原因食品の回収、施設の衛生指導などを行います。
  • 家庭での食事が原因と判断した場合、家庭での食中毒予防方法等についての指導を行います。
    【参考】 内部リンク「食中毒予防

5.参考(よくある食中毒の原因と症状)

菌の名前 特徴 原因となりやすい食品 主な症状
カンピロバクター
  • 少しの菌でも発症する。
  • 動物に広く分布する。(牛、鶏、豚、ペット等)
  • 生肉(肉の刺身など)
  • 加熱不足の肉

肉

腹痛、下痢(水様便、血便)、発熱等
【潜伏期間】
2~7日
腸管出血性大腸菌
O157、O111など
  • 強い毒素を出す。
  • 子どもや高齢者は重症となることがある。
  • 生肉(肉の刺身など)
  • 加熱不足の肉
腹痛、下痢(水様便、血便)、発熱等(HUSを併発し、重症の場合は死亡することもある)
【潜伏期間】
4~8日間
サルモネラ 動物やヒトなどに広く分布する。
  • 生卵、加熱が不十分の卵料理
  • 加熱不足の肉

卵

下痢(水様便、緑色便)、発熱(高熱になりやすい)、腹痛等
【潜伏期間】
8~48時間
黄色ブドウ球菌
  • ヒトの傷口や鼻の中などにいる。
  • 食品についた菌が増え、毒素を出す。

おにぎり、お菓子、お弁当(主に手作りのもの)

おにぎり

吐き気、嘔吐、腹痛等
【潜伏期間】
1~5時間
腸炎ビブリオ
  • 塩分を好み、海水中にいる。
  • 夏に増え、増えるスピードが速い。

魚や貝の刺身など、生の魚介類(主に塩分のあるもの)

寿司

激しい腹痛、下痢、嘔吐等
【潜伏期間】
8~24時間
ノロウイルス
  • 10月から4月頃にかけて集団発生。
  • ヒトのみが感染するウイルス性食中毒
  • 十分に加熱されていない食べ物。
  • 二枚貝
嘔吐、吐き気、下痢、腹痛等
【潜伏期間】
24~48時間

その他の食中毒についてはこちらのリンクを参考にしてください。

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局 保健部 食品保健課、食品指導課
電話:(食品保健課)082-241-7434、(食品指導課)082-241-7404/Fax:082-241-2567(共通)

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)