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特定屋外タンク貯蔵所、地下貯蔵タンクを所有されている事業所の方へ

ページ番号:0000012300 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

特定屋外タンク貯蔵所及び地下貯蔵タンクに係る法令(危険物の規制に関する規則)の一部が改正されました。改正の概要は次のとおりです。

イラスト(消太)

休止中の特定屋外タンク貯蔵所等に係る内部点検等の期間延長

 これまでは、休止中の特定屋外タンク貯蔵所及び地下貯蔵タンクにおいても点検等が義務付けられて

いましたが、規制の合理化が図られ、

  1. 容量が1千キロリットル以上1万キロリットル未満の休止中の特定屋外タンク貯蔵所
  2. 休止中の地下貯蔵タンク及びこれに係る地下埋設配管

 上記1、2について、所有者等から期間延長の申請がなされ、保安上支障ないと認められた場合には、特定屋外タンク貯蔵所にあっては、内部点検及び点検記録保存義務期間が、地下貯蔵タンクにあっては、漏れ点検及び点検記録保存義務期間がそれぞれ延長することができるようになりました。
 なお、休止中のこの施設で、すでに休止届を届け出ているものについても、今回の期間延長申請は、必要となります。

地下貯蔵タンクの流出事故防止対策

 地下貯蔵タンク等からの流出事故が増加していることから、これを防止するため、既設で地下に埋設した鋼製一重殻貯蔵タンクのうち、腐食のおそれが特に高い地下貯蔵タンクまたは腐食のおそれが高い地下貯蔵タンクは、それぞれに応じて内面コーティング等の措置が必要となりました。

 以上、2項目について改正がありましたが、詳しくは所轄の消防署予防課か消防局指導課まで、お問い合わせください。

区分

電話番号

広島市消防局予防部指導課危険物係

082-546-3482

広島市中消防署予防課予防係

082-546-3511

広島市東消防署予防課予防係

082-263-8401

広島市南消防署予防課予防係

082-261-5181

広島市西消防署予防課予防係

082-232-0381

広島市安佐南消防署予防課予防係

082-877-4101

広島市安佐北消防署予防課予防係

082-814-4795

広島市安芸消防署予防課予防係

082-822-4349

広島市佐伯消防署予防課予防係

082-921-2235

腐食のおそれが特に高い地下貯蔵タンクの要件

設置年数(注)

塗覆装の種類

設計板厚

設置年数が50年以上のもの

アスファルト

すべての設計板厚

モルタル

8.0mm未満

エポキシ樹脂または
タールエポキシ樹脂

6.0mm未満

強化プラスチック

4.5mm未満

設置年数が40年以上50年未満のもの

アスファルト

4.5mm未満

(注)設置年数はこの地下貯蔵タンクの設置時の許可に係る完成検査済証の交付年月日を起算日とした年数をいう。

腐食のおそれが高い地下貯蔵タンクの要件

設置年数(注)

塗覆装の種類

設計板厚

設置年数が50年以上のもの

モルタル

8.0mm以上

エポキシ樹脂または
タールエポキシ樹脂

6.0mm以上

強化プラスチック

4.5mm以上
2.0mm未満

設置年数が40年以上50年未満のもの

アスファルト

4.5mm以上

モルタル

6.0mm未満

エポキシ樹脂または
タールエポキシ樹脂

4.5mm未満

強化プラスチック

4.5mm未満

設置年数が30年以上40年未満のもの

アスファルト

6.0mm未満

モルタル

4.5mm未満

設置年数が20年以上30年未満のもの

アスファルト

4.5mm未満

(注)設置年数はこの地下貯蔵タンクの設置時の許可に係る完成検査済証の交付年月日を起算日とした年数をいう。

内面コーティング等の措置

腐食のおそれが特に高い地下貯蔵タンク

設置年数

塗覆装の種類

設計板厚

設置年数が50年以上のもの

アスファルト

すべての設計板厚

モルタル

8.0mm未満

エポキシ樹脂または
タールエポキシ樹脂

6.0mm未満

強化プラスチック

4.5mm未満

設置年数が40年以上50年未満のもの

アスファルト

4.5mm未満

(1)または(2)のいずれかの措置を実施

  1. 内面コーティング(注1)、塗覆装
    危険物の漏れを検知する措置
  2. 電気防食(注2)、塗覆装
    危険物の漏れを検知する措置

注2)地下に埋設されたタンクへ外部から直流電流を流すこと等で腐食の進行を防止する設備です。

腐食のおそれが高い地下貯蔵タンク

設置年数

塗覆装の種類

設計板厚

設置年数が50年以上のもの

モルタル

8.0mm以上

エポキシ樹脂または
タールエポキシ樹脂

6.0mm以上

強化プラスチック

4.5mm以上
12.0mm未満

設置年数が40年以上50年未満のもの

アスファルト

4.5mm以上

モルタル

6.0mm未満

エポキシ樹脂
タールエポキシ樹脂

4.5mm未満

強化プラスチック

4.5mm未満

設置年数が30年以上40年未満のもの

アスファルト

6.0mm未満

モルタル

4.5mm未満

設置年数が20年以上30年未満のもの

アスファルト

4.5mm未満

(1)、(2)または(3)のいずれかの措置を実施

  1. 内面コーティング(注1)、塗覆装
    危険物の漏れを検知する措置
  2. 電気防食(注2)、塗覆装
    危険物の漏れを検知する措置
  3. 塗覆装(プラス電気防食)
    常時監視設備(注3)

(注1)厚さ2.0ミリ以上のFRP(ガラス繊維強化プラスチック)でタンクの内面をコーティングすることです。
注2)地下に埋設されたタンクへ外部から直流電流を流すこと等で腐食の進行を防止する設備です。
(注3)直径0.3mm以下の開口部からの危険物の漏れを常時検知することができる設備です。