在宅酸素療法における火気の取扱い
全国的に、在宅酸素療法を行っている方が、酸素吸入時の喫煙等が原因と考えられる火災で死亡する事故が繰り返し発生しております。
酸素は、燃焼を助ける性質が強いガスであり、火を近づけると大変危険です。高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけると吸入用チューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅火災の原因になる場合があります。
在宅酸素療法を行っている方、その家族の方々は同様の火災を防止するため、火気の使用に関する危険性及び酸素濃縮装置等の適切な使用方法を再度確認し、酸素吸入時等、以下の点に十分注意し取扱ってください。
在宅酸素療法とは 慢性呼吸不全の患者さんが主治医の指導のもとに自宅で酸素濃縮装置等の器具を使用し、酸素を吸入する治療法です。
取扱いに伴う注意点
- 酸素吸入中はたばこを吸わないこと。喫煙中の人に近寄らないこと。
- 酸素吸入中は火を扱わないこと(ガス調理器、ライター、ろうそく、マッチなど)。
- 火気に近づく必要があるときは、必ず酸素吸入を止めること。
このページに関するお問い合わせ
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