地下貯蔵タンクからの危険物の流出事故に注意してください!
全国的に地下貯蔵タンクからの危険物の流出事故が多発しています!
近年、全国的に地下貯蔵タンクの腐食等による危険物の流出事故が数多く発生し、
社会問題となっています。
当局管内では、このような事故は発生していませんが、長期にわたる使用等により、いつ流出事故が発生するか予測できません。
万が一流出事故を発生させた場合、地下貯蔵タンク等の設置者等は、事故により流出した危険物の回収や土壌改修費用等により、多額の費用負担を強いられることとなります。
危険物の流出事故を未然に防ぐため、受入量・使用量等のチェックや漏えい検査管による日常点検等を徹底するとともに、漏れ点検及び定期点検が必要な施設については、計画的に点検を実施し、重大な事故とならないよう努めてください!
定期点検及び漏れ点検が必要な危険物施設
点検が必要な施設は下表のとおりです。点検時期については、原則として1年に1回以上実施することとなっています(例外あり)。
「定期点検」は1年に1回必ず実施し、期間の延長はありません。また、「漏れ点検」は、定期点検の一部であり、地下貯蔵タンク、移動貯蔵タンク、製造所等に設置された地下埋設配管については、定期点検の際に漏れの点検が必要です(例外あり)。
漏れ点検の周期は、施設の構造・形態・設置年数・管理状態により異なります。
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製造所
- 指定数量の倍数が10以上及び地下タンクを有するもの
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屋内貯蔵所
- 指定数量の倍数が150以上
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屋外タンク貯蔵所
- 指定数量の倍数が200以上
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屋外貯蔵所
- 指定数量の倍数が100以上
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地下タンク貯蔵所
- すべて実施する
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移動タンク貯蔵所
- すべて実施する
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給油取扱所
- 地下タンクを有するもの
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移送取扱所
- すべて実施する注1
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一般取扱所
- 指定数量の倍数が10以上及び地下タンクを有するもの注2
- 注1(移送取扱所のうち、配管の延長が15kmを超えるもの及び配管に係る最大常用圧力が0.95Mpa以上でかつ、配管の延長が7km以上15km以下のものを除く。)
- 注2(指定数量の倍数が30以下で、かつ、引火点が40℃以上の第4類の危険物のみを容器に詰め替える一般取扱所を除く。)
このページに関するお問い合わせ
消防局予防部 指導課危険物保安係
〒730-0051 広島市中区大手町五丁目20番12号
電話:082-546-3482(危険物保安係) ファクス:082-249-1160
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