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住宅火災による死者をなくすため、消防法が平成16年に改正されて、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。住宅用火災警報器の設置により、全国での死者数は4割減少し、火災による被害の軽減につながっています。(総務省消防庁調べ<外部リンク>)
住宅用火災警報器の設置義務から10年程度経過し、設置済の住宅用火災警報器の中には電子部品の劣化や電池切れを起こしているものがあります。
電子部品の劣化や電池切れがあると、せっかく住宅用火災警報器を付けても、ベルが鳴動せず火災の発見がおくれる可能性があります。自分や家族の命を守るためにも、てんけんや取り替えを実施しましょう。
また、点検方法や取り換え時期については、次のサイトを参考としてください。
10年たったら、とりカエルスペシャルサイト<外部リンク>(一般財団法人日本火災報知器工業会)
1 ガスコンログリルで魚を焼いた後に火を消し忘れ、グリルないから出火。
その場を離れていた家人が、住宅用火災警報器の警報音に気が付き火災を発見、初期消火に成功した。
2 たばこの火を完全に消さないでごみ箱へ捨てたことにより、ごみ箱内の紙くずに着火し、住宅用火災警報器が鳴動。警報音に気が付き火災を発見。初期消火に成功した。
安佐北消防署管内の住宅用火災警報器設置率は72%であり、広島県の設置率88パーセントを下回っています。火災からいち早く身を守るためにも、住宅用火災警報器を設置しましょう。