火災事例 コンセントから出火!
安佐北区内の住宅で、プラグを長期間差し込んだままにしていた屋外コンセントから出火し、外壁などの一部を焼く火災が発生しました。
プラグをコンセントに長期間差し込んだままにしておくと、その隙間にホコリがたまり、湿気などを含むことにより放電がおこります。これが繰り返し起こると、絶縁状態が悪くなり、炭化現象を起こしてプラグ両刃間に電気が流れてショートし発火します。(トラッキング現象)
今回の火災も、風雨などの影響を受ける屋外のコンセントに、長期間プラグを差し込んだままにしておいたことにより、このトラッキング現象がおこったものです。
屋外に限らず、屋内でもプラグをコンセントに差し込んだままにしておくと、同様の火災が発生することがあります。プラグはコンセントに長期間差し込んだまませず、定期的に差し込み口を点検・清掃し、ほこりなどをためないようにしましょう。
また、このほかにも、たこ足配線などによる過電流や配線の損傷によりショートして、火災になることもありますので、注意してください。
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