避難所等でのトイレ問題に備える

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ページ番号1049251  更新日 2026年3月26日

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 これまでに発生した大規模な災害の被災地では、停電や上下水道施設の被害により、避難所において既設の水洗トイレが使用できない事態が発生しています。また、道路網の寸断や交通渋滞の発生により、仮設トイレもすぐには届かず、災害の発生から数日で避難所のトイレが排泄物の山となり、トイレの衛生環境が悪化しました。

 このことが、避難者がトイレの使用回数を控えることにつながり、脱水症状や栄養状態の悪化、エコノミークラス症候群などの健康被害や災害関連死をもたらしました。このように、過去の災害は、災害時にトイレの快適性や清潔性が損なわれることが、避難者の健康に重大な悪影響を及ぼす重要な課題であることを示しています。

事前の備え

 停電や上下水道施設の被害により、避難先の既設の水洗トイレが使用できない事態に備え、「自助(自分の身は自分で守る)」の取組として、既設のトイレに便袋と凝固剤を用いて、水を要さず排泄物を処理できる携帯トイレを家庭内で備蓄しておきましょう。

 なお、携帯トイレを家庭内で備蓄しておくことは、自宅の水洗トイレが使用できない状況において、自宅で避難生活を送る、いわゆる「在宅避難」をする場合にも有効です。

家庭内備蓄の目安

 内閣府(防災担当)が公表している「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」では、1日当たりのトイレの使用回数が5回として示されています。このことを前提として、家族の人数も考慮して、最低3日分、できれば1週間分の携帯トイレを備えておきましょう。

 携帯トイレの家庭内備蓄は、5回×(家族の人数)×3日分(できれば1週間分)が目安となります。

災害が発生したら

 大規模な災害が発生した場合、家屋の倒壊などにより、多数の方が避難所に避難してくることが想定されます。

 その際、上下水道施設が被災し、避難所の既設トイレが使用できない状態であるにも関わらず、多くの避難者が無理に使用してしまうと、瞬く間に避難所のトイレが排泄物で溢れてしまうこととなります。

 こうした事態を防ぐため、避難所の開設後にトイレ(上下水道)の被災状況を確認するための「避難所トイレ環境チェックシート」を作成しています。このチェックシートにより、トイレの被災状況と、状況に応じた対応を確認することができますので、御活用ください。

避難所トイレ環境チェックシート

 チェックシートのフローチャートに沿って、避難所の既設トイレを確認することで、被災状況を4つのケースに分類します。また、ケースごとに必要な対応も確認することができます。 状況に応じて、持参した携帯トイレや本市が備蓄する災害用トイレも活用しながら対応します。災害時をはじめ、普段、地域で実施されている防災訓練等においても御活用ください。

 ※ このチェックシートによる確認は、災害時において緊急的に実施する簡易なものであることに留意してください。

 

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このページに関するお問い合わせ

危機管理室 災害予防課
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-504-2664(代表) ファクス:082-504-2802
[email protected]