消費生活サポーター通信【4月】

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ページ番号1039830  更新日 2025年4月30日

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消費生活サポーターの皆さまへ、日々の活動に活かしていただけるよう情報提供を行っています。

広島市消費生活センターからのお知らせ

証券会社を装ったフィッシング詐欺による不正取引が急増しています!

「利用規約の変更」や「手数料無料キャンペーン」などとうたい、実在する証券会社やその関係会社などを装った偽メールでフィッシングサイトに誘導し、窃取した顧客情報(ログインIDやパスワード等)によるインターネット取引サービスでの不正アクセス・不正取引(第三者による取引)の被害が急増しています。

見覚えのある送信者からのメール等であっても掲載されたリンクを開かず、証券会社のWebサイトへのアクセスは事前に登録したブックマークから行うなどして、被害に遭わないようにしましょう。

消費者トラブル注意情報(発行元:広島県消費生活課)【令和7年4月版】

県内の消費生活相談窓口において、最近相談が増加している商品・サービスをご紹介します。

あなたや身近な方が消費者被害やトラブルに遭わないよう、ご注意ください!

電気(契約に係るトラブルなど)

相談内容の例

電力会社の代理店を名乗る人が訪問し、「電気料金が安くなる」と言われ契約した。

よく考えると不審な点があるので、契約を解約したい。

助 言

突然の訪問で勧誘を受けた場合は、その場で契約せず、まずは訪問してきた事業者名や連絡先、訪問の目的、契約先の事業者名や契約内容などをしっかりと確認しましょう。

名前や年齢などを尋ねてくる事業者もいるので、安易に個人情報を伝えないようにしましょう。

固定電話サービス(不審な電話など)

相談内容の例

固定電話に大手通信会社を名乗って電話があり、2時間後に電話が使えなくなるとアナウンスが流れた。

その後個人情報を伝えてしまった。

助 言

大手通信会社が、電話を停止することに関して、自動音声ガイダンスを使って連絡することはありません。

非通知や知らない番号からの電話は、普段から慎重になるとともに、決して個人情報は伝えないようにしてください。

自動音声ガイダンスが流れた場合には、最後まで聞かずに電話をすぐ切ることも大切です。

紳士・婦人用バッグ(ネット通販のトラブルなど)

相談内容の例

ネット通販で75%OFFのバッグを注文したが、商品が届かない。

配送の問い合わせ番号は架空の番号で詐欺サイトだった。

助 言

ブランド品を大幅な値引きで販売するなどというネット広告を見て注文したところ、代金を支払ったのに商品が届かない、又は偽物が届いたという相談が寄せられています。

ブランド品が大幅な値引きで販売されることは通常考えにくく、販社の名称やロゴをかたった偽サイトと思われます。

商品を注文する前にはサイトを隅々まで確認するとともに、極端な値引きを鵜呑みにしないようにしましょう。

見守り新鮮情報(発行元:独立行政法人国民生活センター)

第507号「個人情報を聞き出す不審な電話に注意」

国の行政機関や電話会社などをかたる、自動音声ガイダンスやSMSを使った不審な電話に関する相談が多数寄せられています。

行政機関や電話会社から、電話を停止することに関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にありません。すぐに電話を切りましょう。

非通知や知らない番号からの電話には普段から慎重になりましょう。個人情報は絶対に伝えないでください。

第508号「気を付けて!不安をあおる分電盤の点検商法」

分電盤を含む家庭用の電気設備については、4年に1回の法定点検が電力会社に義務付けられています。法定点検の場合は、必ず事前に書面で通知の上、登録調査機関の調査員証を携帯した調査員が来ます。点検後にその場で何らかの契約を勧誘することはありません。

分電盤に限らず、点検を持ちかける突然の電話や訪問には注意しましょう。

分電盤は経年劣化により故障する可能性があります。心配な場合は電力会社等に相談しましょう。

特定商取引法上の訪問販売に該当する場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフできます。

第509号「ネット通販 あらかじめ入っているチェックに注意」

ネット通販で、消費者が気付きにくいかたちで、追加料金がかかる選択肢にあらかじめチェックが入っているなどの表示設定をしているサイトがあります。このような手法があることを知り、必ず注文確定前に確認しましょう。

ネット通販を利用する際は最終確認画面などで、必ず商品・サービス内容、支払総額、取引条件など自分が申し込む内容をよく確認しましょう。

特定商取引法では、最終確認画面で販売価格や提供期間などの重要な事項を簡単に確認できる表示を義務付けています。誤認させるような表示の場合、申し込みを取り消せる可能性があります。契約画面はスクリーンショットで保存しておきましょう。

子ども・若者サポート情報(発行元:独立行政法人国民生活センター)

第220号「ボタン電池の誤飲事故に注意」

コイン形リチウム電池やボタン形アルカリ電池などのボタン電池を誤飲すると、電池の放電により作り出されるアルカリによって、食道や胃などの消化管を損傷する危険性があり、過去には死亡事故も発生しています。

ボタン電池やボタン電池を使用した機器を子どもの手の届くところや落下しやすいところに置かないでください。また、ボタン電池を使用している機器は、電池収納部のふたが外れないかなどを確認し、子どもが訪問する先でも同様に注意を払いましょう。

玩具は、ボタン電池の収納部が容易に開かないなどの玩具安全基準を満たしたS Tマークが付いた商品を選びましょう。

ボタン電池の誤飲が疑われる場合は直ちに医療機関を受診しましょう。受診の際は、使用していた機器など誤飲した電池が分かるものを持参し、電池の形式(種類・サイズ)や電池の使用状況などを医師に伝えましょう。

公益社団法人 広島消費者協会からのご案内

総会記念講演会開催のお知らせ

「グリーン志向消費・エシカル消費 ~明日の地球を救うため消費者にできること~」 をテーマとした講演会を開催します。ぜひ、ご参加ください。

  • 日 時:5月26日(月曜日)14時00分~15時30分
  • 会 場:広島商工会議所1階101号室
  • 講 師:広島市消費生活センター消費者政策企画担当課長 弁護士 関口 岳史
  • 参加料:無料
  • 申 込:WEB上の申込フォーム、電話、Eメール

広島市消費生活出前講座

「消費生活を考える」「消費者被害にあわない」ための出前講座を事業所や地域で開きませんか?

・講師を無料で派遣します。

・悪質商法の手口や対処法、解決のポイント等をわかりやすくお話します。

啓発チラシ・グッズの紹介

啓発チラシ・グッズ

(1)啓発物品

  • ボールペン/黒1色【New!】

  • メモ帳

  • ポケットティッシュ【New!】

(2)リーフレット

  • 消費者トラブル対策マニュアル/表紙共8ページ

  • SNSをきっかけにした消費者トラブルにご注意ください!/表紙共8ページ【New!】

  • 「いろは」で防ごう 身近な悪質商法/表紙共20ページ

 

広島市消費生活センターでは、他にも啓発チラシやグッズを多数取り揃えています。

ご自宅用・身の回りの人への配布用としてご興味を引くものがありましたら、お気軽にご連絡ください。

また、今回ご紹介した物以外にもご入用の物がありましたら、ぜひご要望をお聞かせください。

※啓発チラシ・グッズには数に限りがあります。ご希望の物がすぐにご用意できない可能性もありますので、

その場合は別の物で代用していただくようお願いします。

皆様の活動中に、消費生活に関することでお困りの方を見つけられたら、 広島市消費生活センター(電話:082-225-3300)を案内していただくようお願いします。

このページに関するお問い合わせ

市民局消費生活センター
〒730-0011 広島市中区基町6番27号アクア広島センター街8階
開館時間/午前10時~午後6時(休館日:火曜日、日曜日、祝日・休日及び12月29日~1月3日)
電話:082-225-3329(代表) ファクス:082-221-6282
[email protected]