週休2日工事等(土木工事)の試行について(令和6年5月1日以降の積算)

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ページ番号1012501  更新日 2025年2月24日

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建設業界においては、労働者の高齢化や若手・女性技術者の確保・育成を中心とした将来の担い手の確保が喫緊の課題となっており、働き方改革や生産性向上などによる労働環境の改善、魅力向上・イメージアップが求められています。
このため、本市の土木工事においては、平成31年3月から労働環境改善の一環として、原則、土曜日及び日曜日を現場閉所とする週休2日工事等に取り組んでおり、時間外労働の上限が適用される今年度より原則、すべての工事において週休2日工事等を導入します。

主な改正内容

受注者希望型の廃止

すべての工事を発注者指定型で発注とします。

土曜日及び日曜日を跨がない7日未満の工事の対応

週休2日工事等に取り組むものの休日率が28.5%(8日/28日)以上とならない場合の対応を追加しました。

総合評価落札方式の対応

総合評価落札方式において、週休2日工事等の施工実績を評価しないこととなったため、条文を削除しました。

適用時期

令和6年5月1日以降に積算を行う工事から適用しますが、これより前に積算を行っている工事への適用を阻みません。

週休2日等の定義

週休2日工事

  • 対象期間において、原則、土曜日・日曜日に現場閉所することをいいます。
  • 地元条件や天候等によりやむを得ない場合は、監督職員との協議により、対象期間内において振替日を設定できるものとします。
  • 4週8休以上の場合に、週休2日が達成されたものとします。

週休2日交替制工事

  • 対象期間において、技術者及び技能労働者が交替しながら週休2日を取得することをいいます。
  • 現場に従事した技術者及び技能労働者の平均休日日数の割合(休日率)が28.5%(8日/28日)以上の場合に、週休2日交替制が達成されたものとします。

試行概要

  • 対象となる工事は、特記仕様書などに明記します。
  • 当初設計時において、4週8休以上であった場合の補正係数を乗じて設計計上します。なお、現場閉所状況あるいは休日取得状況が4週8休に満たなかった場合、その状況に応じた補正係数に減じます。
  • 対象期間において週休2日(4週8休以上)を達成できた場合、工事成績評定において評価します。

※ 詳細については、以下のリンクを確認してください。

その他

期間内のすべての土曜日及び日曜日を現場閉所としたにも関わらず、工事着手日が週の前半で工事完了日が週の後半の場合、現場閉所率が28.5%(8日/28日)以上とならない事例があります。この場合、令和5年9月まで使用していました休日等取得計画表兼実績表(旧様式)により「累計現場閉所日達成率」(「現場閉所日実績の累計日数」/「対象期間内の土日の累計日数」)を試算し、達成状況を確認します。

国においては月単位での週休2日の達成を目指し、新たな補正率の設置を行っているところですが、本市における準備が整い次第、対応していく予定です。

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アンケートご協力のお願い

週休2日工事等の試行に関するアンケート

週休2日工事等の検証を行うために、受注者の方へ、技術管理課からアンケート調査の依頼を行うことがありますので、回答への協力をお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

都市整備局技術管理課 土木管理係
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号 広島市役所本庁舎6階
電話:082-504-2282(土木管理係)  ファクス:082-504-2529
[email protected]