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ヤングケアラー
ヤングケアラーを知っていますか?
ヤングケアラーの定義と支援
「子ども・若者育成支援推進法」において、ヤングケアラーとは、「家族の介護その他日常生活上の世話を過度に行っていると認められるこども・若者」と定義され、国・地方公共団体などが各種支援に努めるべき対象として位置付けられました。
ヤングケアラーの支援を進めていくためには、周囲の大人などが理解を深め、こども・若者の負担や異変に気づくことが大切です。
ヤングケアラーは例えば、こんなこども・若者たちです。
出典:こども家庭庁HP<外部リンク>
ヤングケアラーだと何が心配?
家族のケアやお手伝いをすることは良いことですが、過度な負担により学校生活や就業に支障が生じることがあります。
例えば
- 遅刻や早退、欠席を余儀なくされたり、家庭での学習時間が確保できなかったりするなど、日常生活に影響がでるほか、進学を断念するなど進路選択に影響がでてしまうことがあります。
- 家事や家族の世話などの影響により、部活動や、放課後・休日の友人との付き合いなどが制限されることがあります。
- 就業時間が制限されることなどにより、希望する職種や勤務先への就職を断念したり、退職に至ってしまうことがあります。
- 日常的な家族のケアなどにより、心的なストレスを抱えることがあります。
広島市ヤングケアラー相談窓口
相談窓口 |
詳細 |
連絡先 |
受付時間等 |
こども家庭センター(各区に設置) |
家庭相談員などが相談にのり、一緒に考えながら、解決に向けて支援します。各区の地域支えあい課に設置していますので、どんな小さなことでも遠慮なくご相談ください。 |
中区:082-504-2739 |
月曜日~金曜日 (祝日・休日、年末年始、8月6日を除く。) |
「青少年相談」 |
不登校やひきこもり、友達関係、学習、進路、子育てなど青少年のあらゆる相談に、専門の相談員が対応し、青少年及びその保護者等が抱える課題の改善、解決に向けての支援を行っています。お気軽にご相談ください。 |
082-242-2117 |
月曜日~土曜日 (祝日・休日、年末年始、8月6日を除く。) 午前9時~午後5時 |
児童家庭支援センター(こども相談センターわかくさ)<外部リンク> ※18歳までのヤングケアラーに関すること |
心理療法担当職員や社会福祉士が、広島市児童相談所、区役所、学校等と連携・協働し、地域に密着した支援活動を行います。夜間や土日祝日も対応しています。相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。 | 082-263-3058 |
水曜日・年末年始を除く毎日 午前10時~午後7時 土日祝日も開設 |
広島市児童相談所 | 児童福祉司や児童心理司などの専門スタッフがこどもたちに関する様々な相談に応じ、解決方法を一緒に考え、アドバイスをしながら、必要な援助をします。一人で悩まずに気軽にご相談ください。 | 082-263-0694 |
月曜日~金曜日 (祝日・休日、年末年始、8月6日を除く。) 午前8時半~午後5時15分 ※虐待の通報、相談は24時間電話受付 |
その他各種相談窓口
相談内容 |
相談窓口 |
連絡先 |
高齢者福祉、児童福祉、障害福祉について |
各区役所福祉課 |
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心の健康について |
各区役所地域支えあい課 |
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精神保健福祉センター | 082-245-7731 | |
生活保護について | 各区役所生活課 | 各区電話番号はこちらを参照 |
経済的なお困りについて (生活保護以外) |
広島市くらしサポートセンター(各区に設置) | 電話番号はこちらを参照 |
若者の職業的自立について | 広島地域若者サポートステーション<外部リンク> | 082-511-2029 |
地域の活動
- 高陽ヤングケアラー広場
概要:地域のボランティアが「ヤングケアラー」への理解を深めるための学習会やお悩み相談会・お話会を開催しています。
開催日:毎月第3土曜日 14時~16時
参加費:100円(18歳未満は無料)
案内チラシ(高陽ヤングケアラー広場) [PDFファイル/611KB] - ともの会
概要:自分の家族の介護や家事を頑張る子どもや若者が安心してお話ができる場所です。
開催日:毎月第4日曜日 14時~16時
参加費:無料
案内チラシ(ともの会) [PDFファイル/2.2MB]
上記1,2のお問い合わせ、参加申し込み先
代表:山本 カヨ子(保健師、広島都市学園大学名誉教授)
メールアドレス:y.kayoko@bird.ocn.ne.jp
関連サイト
こども家庭庁<外部リンク>
日本ケアラー連盟<外部リンク>