ふぐ
1 特徴
- ふぐの肝臓や卵巣等に含まれるふぐ毒(テトロドトキシン)を摂取することにより起こる食中毒です。
- ふぐ毒は青酸カリの1,000倍以上の毒力を持つ神経毒で、加熱しても失活しません(無毒化されません)。
- ふぐは種類や季節、生息海域、個体により毒性が異なります。
- 依然として、国内でふぐ食中毒による死者が発生しています。

2 原因食品
ふぐ料理(資格を持たない素人料理によるものがほとんどです)
3 症状
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潜伏期間
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30分~3時間
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症状
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しびれ(口唇、手足)、めまい、脱力感、頭痛、言語障害、呼吸抑制、腹痛、下痢、嘔吐等
※重症では意識障害、昏睡、運動麻痺、呼吸困難、低体温、血圧低下になり、死亡することもあります。
4 予防方法
- 自分で釣ったふぐを、調理したり、食べたり、他人にあげたりしない。
- ふぐは処理する資格を持った者(ふぐ処理者)のみが処理し、資格を持たない素人による処理は絶対にやめましょう。
5 飲食店等でのふぐの取扱いについて
飲食店等での丸ふぐの処理は、広島市の登録を受けた「ふぐ処理施設」で、「ふぐ処理者」又はふぐ処理者の監督のもとにしかできません。詳しくは、「ふぐ処理施設やふぐ料理提供施設のふぐ食中毒予防」、「広島市のふぐの処理に関する制度について」等の関連ページをご確認ください
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉局保健部 食品保健課調査係
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