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浸水対策に関する具体的な取組み

ページ番号:0000377326 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

1 中心市街地の浸水対策

(1)対策方針

 本市では、都市機能が集積している中心市街地において、浸水に対する安全度を向上させるため、10年に1回程度の確率で降る強い雨(1時間降雨量53mm)が発生しても家屋等が浸水しないことを目標に雨水幹線やポンプ場等の整備を進めています。このうち、特に深刻な浸水被害が発生している中心市街地約2,000haの区域を優先的に進め、浸水被害の軽減を図ることとしています。

(2)整備効果

 時間20mm以上の降雨が降り続くと、既設下水道管が満水状態となり、降った雨を排水出来ず、道路上に雨水が溜まった状態となります。新たな雨水管を築造することで、時間20mm以上の降雨が降った場合でも、既設下水道管から新たな雨水管へ雨水が排水されるため、道路上の浸水被害を大幅に減らすことが可能となります。

整備イメージ図

2 浸水対策に関する具体的な取組み

(1)三篠・観音・福島地区の雨水幹線の整備

ア 整備概要

 観音2号幹線は、観音1号幹線に先立ち、北は三篠町から南は福島町に至る約320haを対象とし、シールド工法により雨水管を築造(仕上り内径φ5000mm、総延長約3.5km、土被り約30m)するものです。

 布設ルートとしては、福島公園を発進基地として、中広通りを北上し、国道183号に埋設してある既設雨水管(φ2600mm)に接続します。

 福島公園より下流の観音1号幹線や雨水ポンプ場が整備されるまでの間は、貯留管として運用することで、浸水被害の軽減を図ることとしています(貯留容量 約67,000立方メートル:小学校のプール約180杯分相当)。

整備概要図

イ 整備状況

(ア) 観音地区下水道築造2-1号工事(工事完了)

  工事内容:発進立坑の築造工事(内径13m、深さ約45m)

  工事期間:令和3年2月25日~令和5年7月15日

 

(イ) 観音地区下水道築造3-1号工事

  工事内容:雨水管の築造工事(シールド工、内径5000mm、延長約3.5km)

  工事期間:令和4年3月22日~令和10年3月20日

  工事の進捗状況等:https://www.shimz.co.jp/construction/kannon/index.html<外部リンク>

(2)千田地区の雨水幹線の整備

ア 整備概要
 縮景園や多くの学校が集まる上幟町地区は、時間20mm以上の降雨でたびたび浸水が発生するため、推進工法により雨水管(千田雨水10号幹線)を整備し、既設の千田雨水1号幹線に接続するものです。

概要図

イ 整備状況
 (ア) 千田地区下水道築造3-2号工事
  工事内容:
  (上幟町地区)推進工事 φ2000mm 延長 318.0m
         推進工事 φ1200mm 延長   55.2m
  (新天地地区)推進工事 φ300mm   延長   32.5m(工事完了)
  工事期間:令和4年3月10日~令和6年10月31日

 (イ) 千田地区下水道築造4-7号工事
  工事内容:推進工事 φ2000mm 延長88.5m
  工事期間:令和5年2月22日~令和6年5月17日