「世界に誇れる『まち』広島」人口ビジョン

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ページ番号1017051  更新日 2025年3月31日

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我が国は、人口減少社会という、これまでに経験したことのない状況に置かれています。

全国の市町村は、人口減少に歯止めを掛け、将来にわたって活力ある社会を維持していくことを目的に、平成26年(2014年)11月に制定された「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、この10年間、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」等を勘案しつつ、地域の特性に応じ、工夫を凝らしながら地方創生の取組を進めてきました。

本市においても、平成28年(2016年)3月には、同法に基づき、人口に関して市民と認識を共有し、目指すべき将来の方向と人口の将来展望を示すための「世界に誇れる『まち』広島」人口ビジョン(以下「人口ビジョン」という。)と、広島市版の総合戦略である「世界に誇れる『まち』広島」創生総合戦略(以下「総合戦略」という。)を策定し、その後、令和2年(2020年)7月には、この人口ビジョンを改訂するとともに、第2期の総合戦略を策定し、地方創生の取組を着実に進めてきたところです。

一方で、令和6年(2024年)6月に、地方創生10年の取組に係る総括として政府が示したとおり、日本全体の人口減少や東京圏への一極集中などの大きな流れを変えるには至っておらず、本市においても、自然動態と社会動態の両面から人口減少が加速しています。

こうした中、第2期総合戦略の計画期間が満了し、令和7年度から令和12年度までを計画期間とする第3期総合戦略を策定するに当たり、改めて、まち全体で本市の人口減少についての認識を共有するため、令和5年(2023年)3月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した令和2年(2020年)の国勢調査に基づく推計人口等を踏まえて人口ビジョンを改訂しました。

本市においては、成熟に伴う社会経済の急速な変化に柔軟に対応していくためには、自治体同士が競い合うのではなく、共に補完関係を保ち、協調して、国の力も引き出しながら施策を進めるといった、「競争」よりも「協調」を重視する政策へと発想を展開する必要があるとの考えの下、経済面や生活面で深く結び付いている市町と連携を図り、圏域経済の活性化と圏域内人口200万人超の維持を目指す「200万人広島都市圏構想」の実現に向けて取り組んでいるところであり、この人口ビジョンを踏まえ、別に策定する第3期の総合戦略に掲げる施策等を着実に実行していくことで、人口減少が避けられない状況にあっても、広島広域都市圏の発展をけん引する中枢都市としての役割を果たし、将来にわたって持続的に発展する「世界に誇れる『まち』広島」を実現していきます。

  • 2016年3月
    「世界に誇れる『まち』広島」人口ビジョンを策定しました。
  • 2020年7月
    2018年3月に国立社会保障・人口問題研究所が2015年の国勢調査に基づく推計人口を公表したことなどを踏まえ、「世界に誇れる『まち』広島」人口ビジョンを改訂しました。
  • 2025年3月
    2023年3月に国立社会保障・人口問題研究所が2020年の国勢調査に基づく推計人口を公表したことなどを踏まえ、「世界に誇れる『まち』広島」人口ビジョンを改訂しました。下部のPDFファイルを御覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

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