注目の感染症情報
4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まりました
感染症法施行規則の一部改正により、急性呼吸器感染症が5類感染症に位置づけられ、令和7年4月7日から定点把握疾患として、急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが開始されることになりました。急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスは、症例定義(※)に一致する患者数の発生を把握する症候群サーベイランスです。あらかじめ指定された定点医療機関から、患者数の報告や検体の提出が行われます。
※症例定義:咳嗽(せき)、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
主な目的
- 流行しやすい急性呼吸器感染症の発生動向の把握
- 未知の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合の迅速な探知
生活への影響
急性呼吸器感染症が5類感染症に位置づけられたことで、就業制限や登校制限の対象とはなりません。また、診療上の扱いも変わりません。
広島市感染症週報は第15週から、急性呼吸器感染症の報告数等の掲載を開始します。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)について
劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が増加しています。国内における2024年の報告数は、1999年に統計を取り始めて以降最多であった2023年の報告数を上回りました。
本市では年間10件以下で推移していましたが、2024年は19件、2025年は既に8件報告されています(4月6日時点)。
医療従事者向け
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について
関連情報
海外の感染症情報
厚生労働省
国立健康危機管理研究機構(JIHS)
結核予防会結核研究所
予防接種(健康推進課)
感染症法に基づく消毒・滅菌の手引き
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感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きについて(外部リンク)
(令和4年3月11日改定)
このページに関するお問い合わせ
健康福祉局衛生研究所
〒733-8650 広島市西区商工センター四丁目1番2号
電話:082-277-6575(代表)
ファクス:082-277-0410
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