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ページ番号1028433  更新日 2025年4月10日

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4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まりました

感染症法施行規則の一部改正により、急性呼吸器感染症が5類感染症に位置づけられ、令和7年4月7日から定点把握疾患として、急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが開始されることになりました。急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスは、症例定義(※)に一致する患者数の発生を把握する症候群サーベイランスです。あらかじめ指定された定点医療機関から、患者数の報告や検体の提出が行われます。

※症例定義:咳嗽(せき)、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例

主な目的

  1. 流行しやすい急性呼吸器感染症の発生動向の把握
  2. 未知の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合の迅速な探知

生活への影響

急性呼吸器感染症が5類感染症に位置づけられたことで、就業制限や登校制限の対象とはなりません。また、診療上の扱いも変わりません。

広島市感染症週報は第15週から、急性呼吸器感染症の報告数等の掲載を開始します。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)について

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が増加しています。国内における2024年の報告数は、1999年に統計を取り始めて以降最多であった2023年の報告数を上回りました。

本市では年間10件以下で推移していましたが、2024年は19件、2025年は既に8件報告されています(4月6日時点)。

医療従事者向け

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について

関連情報

海外の感染症情報

厚生労働省

国立健康危機管理研究機構(JIHS)

結核予防会結核研究所

予防接種(健康推進課)

感染症法に基づく消毒・滅菌の手引き

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局衛生研究所
〒733-8650 広島市西区商工センター四丁目1番2号
電話:082-277-6575(代表)  ファクス:082-277-0410
[email protected]