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ページ番号1033477  更新日 2025年2月26日

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4-1 病気やけがのとき(病院・診療所)、感染症を予防する

(1) 病気やけがをしたとき

病気やけがをしたときは、保険証とお金を持って、病院・診療所に行ってください。症状に応じた診療科があるか、診察時間はいつからいつまでか、確認しましょう。

病院・診療所では、外国語が通じない場合もあるので、日本語が話せる人と行った方がよいでしょう。

診療科 診療内容
内科 発熱や風邪など、体の調子が悪いとき
外科 手術をして病気やけがを治すとき
小児科 赤ちゃんや子どもが病気のとき
整形外科 骨や関節、筋肉などに痛みなどがあるとき
耳鼻咽喉科 耳、鼻、のどの病気のとき
眼科 目の病気のとき
皮膚科 皮膚の病気のとき
歯科 歯が痛いとき
産婦人科 妊娠したとき、出産するときなど

メモ (1) かかりつけ医をもちましょう

かかりつけ医は、日ごろから健康相談をしたり、病気やけがをしたときに診てもらう、身近な診療所(病院や診療所など)の医師のことです。

メモ (2) NPO法人Amda国際医療情報センター

NPO法人Amda国際医療情報センターは、病院のかかり方などについて、外国語で相談を受け付けています。

電話:03-6233-9266

メモ (3) 医療情報ネット(ナビイ)

医療情報ネット(ナビイ)のウェブサイトで、休日、夜間当番医などを英語で案内しています。外国語で対応可能な病院・診療所も検索できます。

休日・夜間の救急医療

休日や夜間に開いている救急医療機関は緊急性の高い患者を受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとするときは、平日の時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。

(2) 感染症を予防する

(1) 手を洗う

外から家や職場に帰ったとき、料理をするとき、食事をする前、トイレに行ったあとなど、石けんを使って、手を洗ってください。石けんで洗った後は、水でしっかり洗います。手を洗った後は、きれいなタオルなどで手をふいてください。

(2) 咳エチケット

「咳エチケット」は、風邪などを周りの人にうつさないように、咳やくしゃみをするとき、マスクやティッシュ、ハンカチなどで口や鼻を押さえることです。咳やくしゃみが出るときは、次のことを守ってください。

  • マスクをつけてください。
  • マスクがないときは、ティッシュやハンカチ、服の袖や上着の内側などで口と鼻をおおってください。

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4-2 健康・福祉

区役所の各課では、健康や福祉に関する様々なサービスを提供しています。

担当課

相談内容

内容詳細

地域支えあい課

総合相談窓口 保健・医療・福祉に関すること
地域支えあい課 成人・高齢者の健康相談・健康診査 肥満・高血圧などの健康相談、歯科相談、エイズの検査・相談、結核健診やがんの検診など
地域支えあい課 妊産婦、赤ちゃん、育児(子どもを産んで育てる)の相談 母子健康手帳、乳幼児健康診査、育児教室など
地域支えあい課 子どもについての相談 親子関係、不登校、非行、発達、虐待の心配など
地域支えあい課 予防接種の相談 子どもの予防接種、高齢者のインフルエンザ予防接種など
地域支えあい課 精神保健福祉相談 こころの健康など

福祉課

高齢者の医療・福祉の相談 後期高齢者医療制度
福祉課 介護保険に関する相談 要介護認定、保険料の賦課など
福祉課 子どもの福祉相談 保育園などの入園、こども医療費補助、児童手当、子育て支援など
福祉課 ひとり親家庭の福祉相談 ひとり親家庭等医療費補助、児童扶養手当など
福祉課 心身に障害がある人の福祉相談 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療(精神通院医療・更生医療・育成医療)など

生活課

暮らしに困っている人の相談 生活保護など

保険年金課

国民健康保険、年金の相談 国民健康保険、療養費・高額療養費、国民年金など

困ったことや、わからないことがあれば担当の課に聞いてください。

日本語がよくわからない人は、「広島市・安芸郡外国人相談窓口」(電話 082-241-5010)に連絡してください。

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4-3 育児(子どもを産んで育てる)

(1) 妊娠・子どもが生まれたとき

妊娠したら、区役所地域支えあい課で手続をしてください。また、病院に行って、健康かどうかを調べる妊婦健診を受けましょう。子どもが生まれたときの手続は、P12を見てください。

(1) 母子健康手帳

お母さんと子どもの健康を管理するため、妊娠・出産(子どもが生まれたとき)・育児(子どもを産んで育てる)に関する記録をする母子健康手帳を渡します。英語、中国語、タガログ語、タイ語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、ベトナム語で書いたものもあります。とじ込みの健康診査券、予防接種券でサービスが受けられます。

(2) 出産・子育て応援給付金

妊娠届出や出生届出をした妊婦や子どもを育てる人には、出産(子どもが生まれたとき)や育児(子どもを産んで育てる)で使う物を買ったり、子育て支援サービスを使うための給付金を払います。詳しいことは、住んでいる区の区役所地域支えあい課に聞いてください。

(3) 健診(元気に育っているかのチェック)

子どもが元気に育っているか確認するため、健診を受けましょう。

健診

いつ

どこで・どうやって

乳児一般健康診査

(1か月児健康診査)

生後28日以上生後6週の前日まで

医療機関
母子健康手帳・母子健康手帳別冊を見せる

乳児一般健康診査 1歳の誕生日の前日までに2回 医療機関
母子健康手帳・母子健康手帳別冊を見せる

4か月児健康診査

広島市からお知らせが届きます

広島市からお知らせが届きます

1歳6か月児健康診査

広島市からお知らせが届きます 広島市からお知らせが届きます

3歳児健康診査

広島市からお知らせが届きます 広島市からお知らせが届きます

(4) こども医療費の補助

0歳から中学3年生まで(15歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の子どもを対象に、医療費を補助します。入院は中学3年生まで、通院は小学6年生までです。所得が多い人は対象になりません。

なお、令和7年(2025年)1月から、通院の医療費の補助の対象となる子どもを、「小学6年生まで」から「中学3年生まで」に広げます。

(5) 児童手当

0歳から中学3年生まで(15歳に達した後最初の3月31日まで)の子どもを育てている人は、児童手当がもらえます。また、令和6年10月分からは高校生年代まで(18歳に達した後最初の3月31日まで)の子どもを育てている人も、児童手当がもらえます。詳しいことは、住んでいる区の区役所福祉課に聞いてください。

(2) 保育園・幼稚園

日本では、6歳から義務教育が始まります。

それより前の子どもを対象とする施設として、保育園や幼稚園などがあります。

(1) 保育園など

子どもの親が働いていたり病気であったりするなどの理由で、子どもを昼間、家庭で保育ができないときに、子どもを預かって、保育するところです。

原則として、入園を希望する月の前月の10日までに申し込みの手続をしてください(3・4月に入園したい人を除く。)。

入園の申し込みや保育料については、入園したい保育園などがある区の区役所福祉課に聞いてください。

施設

子どもの年齢

どんな施設

保育園

0歳~小学校入学前

定員20人以上

認定こども園
(保育園部分)

0歳~小学校入学前 幼稚園と保育園の2つの機能を持つ
小規模保育事業所

0~2歳

定員が6~19人
事業所内保育事業所 0~2歳

企業が従業員のためにつくった施設地域の子どもを受け入れている

(2) 幼稚園

幼稚園は、小学校入学前の子どもを対象としている教育施設です。幼稚園には市立幼稚園と私立幼稚園があります。

市立幼稚園は、4歳児と5歳児を対象としています(基町、落合、船越の3園は3歳児も対象)。3歳児と4歳児の募集は入園前の10月に行っています。また、欠員がある幼稚園では、いつでも入園を受け付けています。市立幼稚園に関しては、教育委員会指導第一課に聞いてください(電話 082-504-2784)。

なお、私立幼稚園の多くは3歳児から5歳児を対象としています。入園を希望される場合は希望する幼稚園に直接聞いてください。

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4-4 教育

日本の義務教育制度は、小学校(6歳~12歳)と中学校(12歳~15歳)です。

さらに教育を受けたい場合は、試験を受け高等学校3年間、大学4年間(短期大学は2年間)

などに進学することができます。

どの学校も、学年は4月に始まり、翌年の3月に終わります。

また、学校の種類は国立・公立(県立・市立)・私立があります。

(1) 小学校・中学校・特別支援学校

市立小・中学校・特別支援学校へは、日本語の能力にかかわらず入学することができますが、授業は、日本語で行われます。住んでいるところによって、入学する学校が決まっています。

授業料は不要ですが、給食費や教材費の一部にお金がかかります。

市立の学校に入学したいときの問合せ先は、以下のとおりです。

小・中学校

住んでいる区の区役所市民課

または広島市教育委員会学事課(電話 082-504-2975)

特別支援学校

青少年総合相談センター(電話 082-504-2197)

メモ (1) 子どもを学校に行かせるお金に困っている人は

広島市は、子どもを学校に行かせるお金に困っている人に対して、学習に必要な費用を援助しています(就学援助)。詳しいことは、通学する学校または広島市教育委員会学事課(電話 082-504-2469)に聞いてください。

メモ (2) 小学校の授業の後、家で子どもの世話ができない人は

小学校の授業が終わった後、子どもの親が働いているなどの理由で、家庭で子どもの世話ができない人のために、放課後児童クラブで子どもを預かります(問合わせ先:広島市こども未来局放課後対策課 電話 082-242-2014、または住んでいる区の区役所地域起こし推進課)。

メモ (3) 小学校や中学校の勉強をやり直したい人は

夜間学級は15歳以上で、小学校や中学校を卒業できなかった人や、卒業はしたけど十分に勉強できなかった人のためにある学級です。

広島市立二葉中学校と広島市立観音中学校にあり、中学校の各教科を学習します。

夜間学級に入りたい人は、広島市教育委員会学事課(電話 082-504-2975)に聞いてください。

(2) 高等学校(高校)

日本では98%以上の人が高校に進学しています。

入学するためには、試験を受ける必要があります。推薦入学制度がある学校もあります(日本の中学校を卒業していなくても、同じ程度の学力があると認められれば、入学試験を受けることができます。)。

高校は、国・県・市が設置している公立学校と私立学校があり、授業内容により普通科と専門学科(工業科、商業科、農業科など)と総合学科、また、授業を受ける時間帯などによって、全日制、定時制(昼間・夜間)、通信制に分かれています。

市立の高校については、広島市教育委員会指導第二課(電話 082-504-2704)に聞いてください。

他の高校については次のところに聞いてください。

国立の学校 広島大学附属高等学校 電話 082-251-0192
県立の学校 広島県教育委員会教育改革課入学者選抜制度推進担当課 電話 082-513-4992
私立の学校 広島県私立中学高等学校協会 電話 082-241-2805

(3) 短期大学・大学・専門学校

短期大学や大学、専門学校に入学するためには、高校と同様に入学試験を受ける必要があります(日本の中学校や高校を卒業していなくても、同じ程度の学力があると認められれば、入学試験を受けることができます。)。入学したい人は、希望する学校に直接聞いてください。

(4) 外国人学校

広島市には、英語で授業が行われる広島インターナショナルスクール、韓国・朝鮮語で授業が行われる広島朝鮮初中高級学校があります。

外国人学校は、各種学校とされ、いずれの学校も日本の幼稚園、小学校、中学校及び高校に相当する課程があり、日本の大学へ進学できる場合もあります。詳しくは、各学校に聞いてください。

広島インターナショナルスクール
電話 082-843-4111
広島朝鮮初中高級学校
電話 082-261-0028

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4-5 仕事

仕事に関する相談窓口は、次のとおりです(祝日、12月29日~1月3日を除く。)。

仕事をすることが必要となったとき

広島外国人雇用サービスコーナー(ハローワーク広島内)

8時30分~12時00分、13時00分~17時15分(電話 082-511-1181)

スペイン語、ポルトガル語(第1、3、5 月曜日・木曜日)

中国語(第2、4 月曜日~金曜日)、英語(第2月曜日、水曜日、金曜日)

※通訳:スペイン語、ポルトガル語、中国語、英語とも10時00分~12時00分、13時00分~16時00分

ハローワーク広島東

8時30分~12時00分、13時00分~17時15分(電話 082-264-8609) 

スペイン語(月曜日・水曜日・木曜日)、ポルトガル語(月曜日~金曜日)

英語(月曜日・水曜日・木曜日)

※通訳:スペイン語、ポルトガル語、英語とも9時00分~12時00分、13時00分~17時00分

雇用・労働条件などのトラブル

広島外国人労働者労働条件相談コーナー(広島労働局監督課内)

9時00分~12時00分、13時00分~16時30分(電話 082-221-9242)

※通訳:ポルトガル語、スペイン語(月曜日・火曜日・木曜日・金曜日)、中国語(金曜日)

広島中央外国人労働者労働条件相談コーナー(広島中央労働基準監督署内)

9時30分~12時00分、13時00分~17時00分(電話 082-221-2460) 

※通訳:ベトナム語(火曜日)

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4-6 お金に困ったとき

(1) 生活保護(国の通知に基づき、生活保護に準じて行う保護)

生活に困っている世帯に対し、最低生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした保護を行っています。保護を受給する場合は、いろいろな要件がありますので、在留カードまたは特別永住者証明書に記載された居住地の区の区役所生活課に聞いてください。

(2) くらしの支援

経済的な面での困りごとに関する相談(生活保護は除く。)は、住んでいる区のくらしサポートセンターに聞いてください。

くらしサポートセンター

月曜日~金曜日 8時30分~17時15分(祝日、8月6日、12月29日から1月3日を除く。)

電話

場所

中区 082-545-8388 中区大手町四丁目1-1(大手町平和ビル5階)
東区 082-568-6887 東区東蟹屋町9-34(東区総合福祉センター4階)
南区 082-250-5677 南区皆実町一丁目4-46(南区役所別館3階)
西区 082-235-3566 西区福島町二丁目24-1(西区地域福祉センター4階)
安佐南区 082-831-1209 安佐南区中須一丁目38-13(安佐南区総合福祉センター5階)
安佐北区 082-815-1124 安佐北区可部三丁目19-22(安佐北区総合福祉センター4階)
安芸区 082-821-5662 安芸区船越南三丁目2-16(安芸区総合福祉センター3階)
佐伯区 082-943-8797 佐伯区海老園一丁目4-5(佐伯区役所別館5階)

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このページに関するお問い合わせ

市民局国際平和推進部 国際化推進課多文化共生担当
〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話:082-247-0127(多文化共生担当)
[email protected]