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ひろしま八区ぐるっと散策「みち」めぐり 都志見往来(岡岷山絵巻)
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広島藩士で名絵師であった岡岷山(おかみんざん)は、1797年(寛政9年)に芸北山県郡都志見(現北広島町都志見)にある名瀑の駒ヶ瀧を見物する旅に出ました。彼は道中記として『都志見往来日記』をしたため史跡や風物に独自の解釈を著しました。さらに当時の各地の風景を『都志見往来諸勝図』に描いています。往路は佐伯区の八幡川沿いを遡り、帰路は太田川を下り可部宿に至るルートを行脚しています。
「多田村温泉図」
温泉大名神社と宿屋が数件描かれています。
現在の湯来温泉東の打尾谷川沿いの光景です。
「水内図(一部)」
水内川の北側には湯ノ山明神と湯治場があり、宿屋も軒を並べていました。
「八幡川図」
川船の浮かぶ八幡川。
遠くに極楽寺山を望み、橋から西へは西国街道が延びています。
「駒ケ瀧図」
画聖岡岷山の旅の目的は、名勝のこの滝を殊細かく描くことでした。
「野風吹(のかずき)図」
帰路は太田川の中流の瀬と淵を、川船で下りゆったりと船旅を楽しみました。
「河戸やな図」
可部の河戸には太田川特産の川鮎のやな場があり、岷山の通過時はやな漁の最盛期でした。
『都志見往来諸勝図』より 広島市立中央図書館浅野文庫蔵
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各区で制作した散策ガイドマップには、歴史街道の一部が含まれています。
佐伯区
「探す 見る 八幡川ウオーキングマップ」
「歩こう 探そう やはた再発見~やはた 歴史散策地図」
(佐伯区役所地域起こし推進課にて貸出TEL082-943-9705)
/活動団体:やはたがわまっぷくらぶ、やはた歴史探訪
※活動団体は「みち」をテーマとしたイベントを主催するなどの活動を行っています。
※各区の公民館で活動する郷土史の会などの活動もあります。
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