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南区の概要(令和4年版広島市勢要覧)
人口 141,179人 世帯数 71,828世帯 面積 26.46平方キロメートル
人口・世帯数は、令和4年(2022年)12月末現在の住民基本台帳によるものです。
面積は、令和4年(2022年)10月1日現在のものです。
南区のまちづくりの方向性(基本方針)
- 陸と海の玄関の特色を生かした多くの人が訪れるにぎわいのあるまちづくり
- 人と人のつながりを大切にしたみんなが支え合う安全・安心なまちづくり
- 歴史を生かす、文化やスポーツを楽しむ地域に愛着を持って心豊かに暮らせるまちづくり
- 山や島などの豊かな自然の魅力を活用した美しいまちづくり
- 太田川デルタの南東部を中心とした区域で、広島市の陸と海の玄関であるJR広島駅と広島港を有しています。似島や金輪島などの島しょ部を抱えるとともに、桜の名所として知られる比治山や黄金山があります。
- JR広島駅南口周辺地区は、広島東洋カープの本拠地「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」に商業・業務・住居などの諸機能が集積した再開発ビルが新たに加わり、広島の陸の玄関にふさわしい変貌を遂げ、今後もさらなる発展が期待されています。
- 広島港のある宇品・出島地区は、瀬戸内海の海上交通や、国際交流・交易の拠点としての役割を担っています。
南区では、次の4つのまちづくりの方向性に基づいて、区民の皆さんとの対話などを踏まえ、区の地域特性を生かした個性豊かで魅力と活力のあるまちづくりを進めています。
1 陸と海の玄関の特色を生かした多くの人が訪れるにぎわいのあるまちづくり
広島港周辺地区における海と島の魅力を活用したまちづくり
広島港界わいの魅力をPRし、にぎわいを創出するため、地域団体や民間企業等と協働して、広島みなと公園周辺及び似島で「広島みなとフェスタ」(3月)を開催しています。
広島駅南口周辺地区におけるにぎわいのあるまちづくり
駅前周辺の再開発に伴い、地域の住民や企業等が主体となって、陸の玄関にふさわしいおもてなしとにぎわいのあるまちづくりを進めることができるよう、関係局と連携して支援を行っています。
2 人と人のつながりを大切にしたみんなが支え合う安全・安心なまちづくり
地域の担い手育成の推進
広大な未利用地となっていた宇品東地区の旧国鉄宇品線跡地において、地域団体と協働して農作物の栽培やスポーツ施設の運営を行うことで、地域内の交流促進や、美観の維持に取り組んでいます。
旧国鉄宇品線跡地での農作物の収穫
3 歴史を生かす、文化やスポーツを楽しむ地域に愛着を持って心豊かに暮らせるまちづくり
地域資源の活用・発信による地域愛の醸成
区内の菓子店と高等学校との協働で、「南区お宝スイーツ」を開発しイベント販売するなど、地域資源や特性を活用した事業の実施により、幅広く住民や地域企業の参画を促すほか、印刷物やPR動画の作成等により南区の魅力を区内外に発信しています。
ひろしま南区スイーツフェア
4 山や島などの豊かな自然の魅力を活用した美しいまちづくり
似島の魅力を活用したまちづくり
島内の住民や事業者と連携して、似島の観光・地域資源の掘り起こしを図るとともに、歴史ボランティアガイドの養成、ニノシマボタルが育つ環境の整備、観光パンフレットやPR動画の制作を行い、豊かな自然と歴史を生かした「島おこし」に取り組んでいます。
ニノシマボタルの観察会