西区の概要(令和4年版広島市勢要覧)
川風、潮風、緑の風 地域の力を未来につなぐー西区
人口 186,779人 世帯数 95,484世帯 面積 35.61平方キロメートル
人口・世帯数は、令和4年(2022年)12月末現在の住民基本台帳によるものです。
面積は、令和4年(2022年)10月1日現在のものです。
西区のまちづくりの方向性(基本方針)
- 地域資源を活用したまちづくり
- にぎわいのあるまちづくり
- 元気アップを目指したまちづくり
- 安全・安心で美しいまちづくり
- 東を天満川、西を八幡川に挟まれた区域で、中央部には太田川放水路が流れています。宗箇山(三滝山)から鈴ヶ峰周辺に連なる山々に囲まれるなど豊かな自然に恵まれ、古江のイチジク、観音のネギ、草津のカキなどの特産品があります。また、かつての西国街道沿いの街並みや三瀧寺など歴史・文化資源も豊かです。
- 北東部の三篠や大芝は住宅と商業・工業機能とが複合した市街地であり、中広町から「西風新都」に向けて広島高速4号線が通じ、南部には広島南道路が太田川放水路右岸まで通じています。また、西部の丘陵には住宅団地が形成されています。
- 己斐および横川は、交通ターミナル機能や商業機能を生かした地域拠点の役割を、また商工センターは、トラックターミナル、中央卸売市場や商業街区を擁する市の経済・流通拠点の役割を担っています。
- 北西部の竜王町には市の中心部を一望できる総合公園(竜王公園)が整備され、太田川放水路河川敷の運動公園(太田川緑地)とともに、身近な憩いの場として親しまれています。南東部の観音新町には、ヨットハーバー(観音マリーナ)や商業施設が整備され、レジャー・レクリエーション空間が形作られています。
西区では、次の4つのまちづくりの方向性に基づいて、区民の皆さんとの対話などを踏まえ、区の地域特性を生かした個性豊かで魅力と活力のあるまちづくりを進めています。
1 地域資源を活用したまちづくり
西国街道沿線の歴史・文化の活用
己斐、古江、草津、井口を通る西国街道(江戸時代の山陽道)の沿線に残る歴史的建造物等を活用し、地域資源について理解を深め、次世代に伝えていく意識の醸成を図り、自主的なまちづくり活動につなげます。

地域資源の情報発信
区役所1階市民ロビーや広報紙、ホームページ、フェイスブックなどを活用し、西国街道や三瀧寺など歴史・文化や、区民によるまちづくり活動の様子など、西区の様々な魅力を発信します。
2 にぎわいのあるまちづくり
花を活用した「もてなしの場づくり」の推進
西区内JR3駅(新井口、西広島、横川)周辺を、地元商店街、西区を拠点に活動するトップスポーツチームとの連携によって「来てよかった」「また来たい」と思ってもらえるように「花」を活用した「もてなしの場」として整備するとともに区民の参画を図り、自主的なまちづくり活動につなげます。

3 元気アップを目指したまちづくり
食と健康の発信スポットによる食育の推進
市民や職員の食への関心や健康意識を高めるため、区役所の食堂を「食と健康情報の発信スポット」として活用するとともに、乳幼児健診を活用し、若い世代に対する啓発活動を行います。また、食生活改善普及運動月間に合わせて、食育イベントを実施します。
西区トップスポーツクラブの応援
西区を活動拠点とするスポーツチームへの応援の輪を西区全体へ広げ、子どもたちと選手が直接交流する機会を増やし、スポーツを通じた青少年の健全育成を図ります。
4 安全・安心で美しいまちづくり
災害に強いまちづくりの推進
集中豪雨や台風等による土砂災害や河川の氾濫などの大きな被害が発生していることから、区民の防災意識を高め、地域における防災活動を促進し、災害に強いまちづくりを推進します。

環境保全意識の向上促進
豊かな自然が残る宗箇山(三滝山)や平和大通りの樹木とのふれあいを通じ、身近な自然環境の素晴らしさを再発見することにより、環境保全意識を醸成するとともに、地域への愛着を高め、区民の自主的な環境保全活動につなげます。
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