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佐伯区の概要(令和4年版広島市勢要覧)
ささえあい えがおあふれる きぼうのまち
人口 140,898人 世帯数 64,314世帯 面積 225.43平方キロメートル
人口・世帯数は、令和4年(2022年)12月末現在の住民基本台帳によるものです。
面積は、令和4年(2022年)10月1日現在のものです。
佐伯区のまちづくりの方向性(基本方針)
- 自然と共生し、歴史・文化を体感できるまちづくり
- 人に優しく、快適で安全・安心なまちづくり
- 地域力を高め、元気で活力のあるまちづくり
- 人が集い交流する、にぎわいのあるまちづくり
- 市の西部に位置し、東は西区、安佐南区、安佐北区に、西は廿日市市に、北は安芸太田町に接しています。
- 区の南部は、八幡川沿いに広がった平野部が、極楽寺山・窓ケ山・鈴ケ峰などの山々で形成される山地部に取り囲まれています。北部は、太田川水系水内川が東西に貫流し、その上流では谷あいの平地に集落が点在し、下流ではやや広がりを持った河川沿いの平地に比較的まとまった集落が形成されています。
- 区の南部では、山陽自動車道、西広島バイパス、JR山陽本線、広島電鉄宮島線、一般国道2号、臨港道路廿日市草津線が東西に走り、さらに、広島港五日市埠頭や都市計画道路駅前線の整備が進むなど、広島都市圏西部の拠点となっています。
- 一方、湯来地区は、広島の奥座敷として親しまれてきた「湯来温泉」や旧広島藩主浅野氏の湯治場でもあった「湯の山温泉」をはじめ、緑の山と清らかな水、澄んだ空気に象徴される恵まれた自然資源を有しています。
佐伯区では、次の4つのまちづくりの方向性に基づいて、区民の皆さんとの対話などを踏まえ、区の地域特性を生かした個性豊かで魅力と活力のあるまちづくりを進めています。
1 自然と共生し、歴史・文化を体感できるまちづくり
海、川、山などの豊かな自然環境を維持・活用するとともに、湯来温泉や湯の山温泉を始めとした魅力ある歴史や文化等の地域資源を承継・活用したまちづくりを進めています。
湯の山温泉・旧湯治場の利活用の促進
国重要有形民俗文化財「湯ノ山明神旧湯治場」一帯の魅力を広く発信し、来訪者を増やす取組を行っています。
湯ノ山明神旧湯治場(本殿・拝殿・湯屋)
2 人に優しく、快適で安全・安心なまちづくり
誰もが住みやすい環境づくりに取り組むとともに、互いに支え合う安全で安心なまちづくりを進めています。
防災まちづくり事業の推進
地域防災力の向上を図るため、わがまち防災マップ作りや防災訓練の支援等区民の防災意識の高揚や地域における防災活動の促進に取り組んでいます。
防災訓練(五月が丘学区)
3 地域力を高め、元気で活力のあるまちづくり
地域コミュニティを育むとともに、身近な地域資源を活用した住民の主体的かつ継続的な取組を促進し、元気で活力のあるまちづくりを進めています。
町内会の加入促進
地域コミュニティの活性化や住民同士の共助意識の育成につながる取組を行っています。
区民主体のまちづくりの推進
「佐伯区まちづくり百人委員会」を設置し、花部会、幸齢者部会、商店街部会、町内会いきいき部会、災害に強いまちづくり部会の5つのテーマに沿った部会で、区民が主体となって活動しています。
佐伯区まちづくり百人委員会の活動
4 人が集い交流する、にぎわいのあるまちづくり
コイン通りや五日市埠頭などの地域資源を活用し、近隣市町である廿日市市、大竹市、安芸太田町との連携も図りながら、イベントの開催や観光の振興などに取り組み、活発な交流やにぎわいのあるまちづくりを進めています。
アートフェスタ佐伯区の開催
区内の芸術家や文化団体等によるイベントや作品展示を行い、芸術文化の発表や鑑賞の場を増やす取組を行っています。
西国街道プロジェクトの実施
区の歴史資源「西国街道」について、まちあるきイベントやマップ制作など、近隣市町とも連携しながら取り組んでいます。