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佐伯区の概要(令和2年版広島市勢要覧)
ささえあい えがおあふれる きぼうのまち
人口 140,648人 世帯数 63,054世帯 面積 225.43平方キロメートル
人口・世帯数は、令和2年(2020年)12月末現在の住民基本台帳によるものです。
面積は、令和2年(2020年)10月1日現在のものです。
佐伯区のまちづくりの方向性(基本方針)
- 自然と共生し、歴史・文化を体感できるまちづくり
- 人に優しく、快適で安全・安心なまちづくり
- 地域力を高め、元気で活力のあるまちづくり
- 人が集い交流する、にぎわいのあるまちづくり
- 市の西部に位置し、東は西区、安佐南区、安佐北区に、西は廿日市市に、北は安芸太田町に接しています。
- 区の南部は、八幡川沿いに広がった平野部が、極楽寺山・窓ケ山・鈴ケ峰などの山々で形成される山地部に取り囲まれています。北部は、太田川水系水内川が東西に貫流し、その上流では谷あいの平地に集落が点在し、下流ではやや広がりを持った河川沿いの平地に比較的まとまった集落が形成されています。
- 区の南部では、山陽自動車道、西広島バイパス、JR山陽本線、広島電鉄宮島線、一般国道2号、臨港道路廿日市草津線が東西に走り、さらに、広島港五日市埠頭や都市計画道路駅前線の整備が進むなど、広島都市圏西部の拠点となっています。
- 一方、湯来地区は、広島の奥座敷として親しまれてきた「湯来温泉」や旧広島藩主浅野氏の湯治場でもあった「湯の山温泉」をはじめ、緑の山と清らかな水、澄んだ空気に象徴される恵まれた自然資源を有しています。
【区の魅力と活力推進事業】
佐伯区では、次の3つのまちづくりのテーマに基づいて、区民の皆さんとの対話などを踏まえ、区の地域特性を生かした個性豊かで魅力と活力のあるまちづくりを進めています。
1 地域資源を生かしたまちづくり
海、川、山の自然環境や歴史、文化、温泉等の地域資源を生かしたまちづくりを進めています。
湯の山温泉・旧湯治場の利活用の促進
国重要有形民俗文化財「湯ノ山明神旧湯治場」のある湯の山温泉一帯の魅力を広く発信し、来訪者を増やす取組を行っています。
湯ノ山明神旧湯治場(本殿・拝殿・湯屋)
2 地域力を高めるまちづくり
住民が主体的に活動し、地域コミュニティをはぐくみ、支えあうまちづくりを進めています。
町内会の加入促進
地域コミュニティの活性化や住民同士の共助意識の育成につながる取組を行っています。
区民主体のまちづくりの推進
「佐伯区まちづくり百人委員会」を設置し、まちづくりのテーマ別に組織した、花部会、高齢者活性化部会、商店街部会、町内会いきいき部会、災害に強いまちづくり部会の5つの部会で、区民が主体となって活動しています。
佐伯区まちづくり百人委員会の活動
3 人が集い交流するまちづくり
イベント、祭りなどの地域活動、観光の振興などを進め、活発な交流やにぎわいのあるまちづくりを進めています。
アートフェスタ佐伯区の開催
区内の芸術家・文化団体等によるステージやコンサート、絵画や写真などの作品を展示するまちかどギャラリーを開催し、芸術文化の発表や鑑賞の場を増やす取組を行っています。
アートフェスタ佐伯区
西国街道プロジェクトの実施
佐伯区内には神社仏閣や古くからの湯治場など、豊富な歴史資源があり、その一つ「西国街道」について、まちあるきイベントやマップの作製など、近隣市町とも連携しながら取り組んでいます。