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うつ病の治療

ページ番号:0000015758 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

うつ病は適切な治療をすれば回復する病気です。きちんと医療機関を受診して、焦らずに治療に取り組むことが大切です。治療は休養と薬物療法が中心です。

無理せず休養

うつ病は、真面目で仕事や勉強を一生懸命する人に多い病気なので、休むことに罪悪感があるかもしれませんが、回復のためには何よりも休養が必要です。
心身ともに消耗しており、無理をすればするほど悪循環に陥ってしまいます。頑張りすぎないで。しっかりと休養をとり、病気をゆっくりと治すことに専念しましょう。

薬物療法

薬は脳内の神経伝達物質のバランスを正常に近づけるので、悪かった気分や意欲、睡眠、食欲などの症状が和らぎます。
治療薬の基本は「抗うつ薬」ですが、症状に応じて「睡眠導入剤」、「抗不安薬」が組み合わされます。一般的に「抗うつ薬」は少量から始め、症状を見ながら徐々に増やして調整していきます。効果が出るまでに通常2~4週間ぐらいかかります。
症状が落ち着いても、再発を予防するために約半年から1年ぐらい薬を飲み続ける必要があります。焦らずに服薬を続けましょう。

副作用について

人によっては、薬を飲み始めてすぐ「口が渇く」「便秘」「吐き気」などの副作用が出ることがありますが、その多くはしばらくして落ち着いてきます。自己判断で薬の服用をやめてしまうと、症状が逆戻りしてしまうこともありますので、医師に相談しながら、きちんと服薬を続けましょう。

認知療法

ストレスをため込みやすいものの見方、考え方(認知)の癖を直すことで、治療に結びつけていく方法を「認知療法」といいます。否定的、悲観的な考えの根拠や結果について考え、偏った考えをしていないかに気づくことで、考え方に柔軟性を取り戻します。

認知療法の概念図

このページに関するお問い合わせ先

健康福祉局障害福祉部精神保健福祉課
電話:082-504-2228/Fax:082-504-2256
メールアドレス:seishin@city.hiroshima.lg.jp


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