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カスタマーハラスメントとは、顧客など(行政・介護・学校現場などにおいてサービスを受ける者も含む)からのクレーム・言動のうち、主張内容等に問題があるものや、暴力や暴言等、主張方法に問題があるものなどが考えられます。
〇 顧客などからのクレームすべてがカスタマーハラスメントとなるものではありません。
≪主張内容等に問題があるもの≫
商品やサービスに問題がないものについてのクレーム
クレームの内容が商品やサービスの内容とは関係がないもの
≪主張方法に問題があるもの≫
暴力、傷害などの身体的な攻撃
暴言、脅迫などの精神的な攻撃
大声、机をたたくなどの威圧的な言動
土下座の要求
帰らない、居座るなどの拘束的な行動
差別的・性的な言動
自立した消費者として、意見がきちんと相手に伝わるように、「意見を伝える」ときには次の3つのポイントを参考にしてみてください。
怒りに任せた発言は逆効果。ひと呼吸おいて冷静になりましょう。
返品したいのか、解約したいのか、またその理由を明確に、丁寧に伝えることが重要です。
上手なコミュニケーションが解決への糸口に。一方的に主張するだけでなく、事業者の説明も聞きましょう。
行き過ぎた言動をとると、場合によっては 犯罪として処罰 されることもあります。
アルバイト従業員の接客態度に因縁をつけ、「土下座して謝れ。」などと 怒鳴りつけ、店員に土下座して謝罪をさせたとして、強要罪で有罪に。
店長の接客態度に因縁をつけ、長時間にわたり店長等に抗議をし、 これを良い機会として脅迫をして、物品を要求し、恐喝罪で有罪に。
STOP!カスタマーハラスメント [PDFファイル/1.14MB]
「消費者が意見を伝える」際のポイント(消費者庁)<外部リンク>