消費生活情報紙「知っ得なっとく」

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1006681  更新日 2025年9月29日

印刷大きな文字で印刷

広島市消費生活センターが年3回発行している消費生活に関する情報紙です。
相談の多い事例やその対処方法を紹介したり、その時々の消費生活に関するお知らせを掲載しています。
「消費」は日々の暮らしに直結しており、消費者トラブルは複雑化・多様化してきています。
消費生活に関する知識を身につけ、身を守りましょう。

知っ得なっとくは、消費生活センター展示コーナー、市役所市民ロビー、各区役所、公民館などで配付しています。

最新号

No.220 令和6年度の消費生活相談

知っ得なっとく No.220

令和6年度はこんな消費生活相談がありました

相談件数

契約当事者の年代別相談件数

令和6年度に広島市消費生活センターで受けた相談件数は、前年度に比べ1,090件増加し、8,717件となりました。年代別では、概ねすべての世代で増加し、70歳代からの相談が最も多くなりました。60歳以上からの相談は、前年比で500件以上増加しています。

商品・サービス別

商品・サービス別 相談件数TOP10

 公的機関や債権回収会社を騙った架空請求などの「商品一般」に区分される相談が最も多くなりました。次いで「化粧品」の意図しない定期購入などに関する相談、「賃貸アパート・マンション」の原状回復に関するトラブルなどの相談が多くなりました。
 概ね昨年度と同様の商品・サービスが相談件数の上位を占めましたが、トイレの水漏れ修理やガス給湯器の訪問販売などの「修理サービス」の相談が新たにランクインしました。

注目事例

「SNS上での投資トラブル」に関連する消費生活相談

SNS上の投資グループ内で勧誘される詐欺的なFX取引や、消費者を信用させるために、著名人本人に無断で名前や写真を使用した投資勧誘が横行しています。
SNSで拡散される偽動画の中には、AIで作成された著名人になりすましたものもあり、注意が必要です。

アドバイス

・SNS上で投資の勧誘を受けた場合、まずは疑ってみるようにしましょう。
・一旦振込してしまうと、被害回復は困難です。安易に投資資金を振り込むことは控えましょう。

「定期購入」に関連する消費生活相談

「定期購入」に関連する消費生活相談は令和4年度に急増して以降、高い水準を保っています。特に50歳代以上の方からの相談が多く、60歳代、70歳代からの相談件数が非常に増加しています。

アドバイス

・インターネット通販では、注文する前に販売サイトや「最終確認画面」の表示をよく確認しましょう。
・「最終確認画面」はスクリーンショットで保存するようにしましょう。

「定期購入」に関連する消費生活相談

令和6年度の15歳から29歳の相談件数 899件

 若者(15歳~29歳)からの消費生活相談は、15歳~24歳では脱毛エステなどの「エステティックサービス」、25歳~29歳では賃貸アパートの契約などの「賃貸マンション・アパート」の相談が最も多くなりました。
 また、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられて以降、18歳~19歳からの相談が増加しています。

今号のPDFデータはこちら

バックナンバー(過去3年分)

※バックナンバーについては、発行当時のまま掲載しています。
発行後の法改正により、現在の法律に即さない場合もありますのでご注意ください。

掲載分より過去の発行号をご覧になりたい場合は、消費生活センターまでご相談ください。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

市民局消費生活センター
〒730-0011 広島市中区基町6番27号アクア広島センター街8階
開館時間/午前10時~午後6時(休館日:火曜日、日曜日、祝日・休日及び12月29日~1月3日)
電話:082-225-3329(代表) ファクス:082-221-6282
[email protected]