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みなさま、こんにちは。安芸消防団事務局です。
毎日尋常ならざる暑さが続いておりますが、お元気でいらっしゃいますか。
こまめな水分補給と十分な休養、栄養のある食事をとって、健康にこの夏を乗り切りましょう。
暦の上では立秋が過ぎ、処暑を迎えました。早朝や深夜などは風が涼しいと感じる、ときもあります。
秋が来たと、はっきりと目には見えませんが、風にはっと気づかされました。
また、台風が連日発生し、大雨警報が出された地域もあります。
日ごろからの備えが大切ですね。
夏といえばですが、みなさまは海や川に行って遊ばれましたか?
事務局は先日数年ぶりに海に行きましたが、空と海の青いこと、山の緑なこと、雲の白いこと、
自然の素晴らしさに心を奪われました。
自然の中で遊ぶことはとてもおもしろいですが、その反面とても恐ろしいこともあります。
どちらも大切なことです。
安全なうえで、大人も子供も、たくさんのことを学べるように願っております。
さて今回は、
安芸消防団の広報活動をご紹介いたします。
こちらは、安芸区の公民館のスペースをお借りして、
火災予防や防災に関する知識の普及啓発を目的とした展示を行っております。
お近くの方はぜひご覧ください。
安芸区の中野公民館での展示をご紹介いたします。
AED(自動体外式除細動器)の使い方を模造紙で作ったのものを展示しています。
以下のものもすべて安芸消防団女性消防隊が作りました。
とてもきれいにできており、最初買ったものかと思ったほどです。
みなさまは「救命の連鎖」という言葉を聞いたことがありますか?
もしだれかが命の危機に陥ったとき、その人を助けようとするための一連の行いのことで、
4つの輪で成り立っています。
1つ目は、「心停止の予防」
2つ目は、「早期認識と通報」
3つ目は、「一次救命措置(心肺蘇生とAED)」
4つ目は、「二次救命措置と心拍再開後の集中治療」
救急車や病院での治療は4つ目、最後の輪にあたり、
救急車が到着するまで平均8~9分ほどの時間を要します。
それまでは、自分自身での予防とその場に居合わせた人(バイスタンダー)により
行われることになります。
心臓や呼吸が止まってしまった場合、救命措置の開始が遅れるにつれて蘇生は急速に困難となるため、
1秒でも早い応急手当が重要なのです。
みなさまは自信をもって行うことができますか?
安芸消防団女性消防隊には応急手当指導員が多数在籍しており、
ご希望の団体への講習を実施しております。
ぜひ、応急手当のことを一緒に学びましょう。
ご興味のある方はお近くの消防署までお問い合わせください。
電話の受話器が「119!」と叫んでいます。ユニークですね。
防炎物品というものがあります。
燃えにくい性質「防炎性能」を有し、消防法に定められた防炎性能基準を
満たしたものを「防炎物品」と呼んでいます。
不特定多数の人が出入りする施設・建築物で使用されるカーテン、じゅうたんや、工事現場で用いられる工事用シート、劇場等で使用される舞台幕等は、「防炎物品」の使用が義務づけられています。
このマークがついているものが防炎物品です。探してみてくださいね。
しおりとばんそうこうです。
こんなものも展示しています。ご自由にお取りください。
熱中症にはくれぐれもご注意ください。
室内では扇風機やエアコンで温度調節し、
屋外では日傘や帽子の着用、日陰の利用やこまめな休憩・水分補給を心がけましょう。
以下のリンクに詳しい知識や対応がありますので、ご覧ください。
「熱中症予防のための情報・資料サイト」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/<外部リンク>
みんなで作りました。
今後の展示予定は以下のとおりです。
今回は広報活動を紹介しました。
訓練だけでなく、防火防災に関する知識の普及啓発も消防団の大切な活動です。
災害はいつ起こるか誰にもわかりません。
日ごろからの備えと予防に慣れましょう。
また、現在も消防団員募集中です。
ご関心のある方は、安芸消防署までご連絡ください。
お読みいただきありがとうございます。今回は以上です。
事故や災害がなく、穏やかな日々を願うばかりです。