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住宅火災から命を守る

ページ番号:0000012150 更新日:2020年2月20日更新 印刷ページ表示

「まさか!」の火災。

火災イライスト

あなたの家庭は大丈夫ですか?

 火事は、決して他人ごとではなく、どこの家庭にでも起こりうるものです。

 死者が生じる住宅火災が続いています。
 広島市消防局管内では令和元年(2019年)中、火災により9名の方が亡くなられました。
 尊い命を守るため、皆様の家庭内で、「ストーブなど暖房器具は燃えやすい物から離れた場所で使う。」、「寝たばこは絶対にやめる。」、「こんろのそばを離れるときは必ず火を消す。」など、
 もう一度、火の元を点検しましょう。

 万が一の時でも、住宅用火災警報器があれば、いちはやく火災を知らせてくれます。

 「付けていてよかった。」という広島市の例をいくつかご紹介します。

住宅火災から命を守るの画像1

  • 2階の寝室で寝ていたら部屋の住宅用火災警報器が鳴り出したので、1階に降りると物置部屋から炎が出ているのを発見した。直ちに、119通報し怪我もなく避難することができた。
  • 電気ストーブの電源を入れたまま寝ていたところ、ふとんがストーブに接触し出火したが、住宅用火災警報器の「火事です。火事です。」という警報音で目を覚まし、初期消火に成功したため負傷者はなかった。
  • 灰皿で消したつもりのタバコの吸殻をコタツの天板の上に置いていたが、火種が残っていたため、天板の上に置かれた紙に着火した。その後、住宅用火災警報器が作動し警報音に気付いた近くの住人が、直ぐに駆け付け初期消火に成功したため負傷者はなかった。

きちんと始末していますか

きちんと始末していますかの画像1住宅火災から命を守るの画像2

タバコの火の不始末による火災が増えています。

タバコの画像タバコの火による火災は建物の「居室」や「寝室」など住居の生活部分で多く発生し、炎を伴わない緩慢な燃焼が継続するため、発見しにくいのが特徴です。

中消防署管内の火災例

 外出前にベランダで喫煙し、吸殻をゴミ屑で一杯のプランターに捨てたため、約40分後に出火し、外壁や網戸等の一部を焼損した。
 中消防署管内では、このような火災が多く発生しています。

たばこ イラスト中消防署管内の火災例の画像

小さな炎が災いとならないよう気をつけましょう。

タバコが原因の火災例

  • 寝タバコをして、火種がふとんに落ちた。
  • タバコを灰皿に捨てたが、消し損ねてほかの吸い殻が燃え始めガラスの灰皿が割れ延焼した。
  • 吸い殻をゴミ箱に捨てたら、消えていないタバコがゴミに着火した。
  • 灰皿に吸いかけのタバコを置いたことを忘れて出かけた間に、タバコが転がって火災になった。

タバコを吸うときの注意点

タバコを吸うときの注意点の画像1タバコを吸うときの注意点の画像2

  • 寝タバコは、絶対しない。
  • 灰皿に吸い殻をためない。
  • 灰皿に水を入れておくと安心。
  • タバコの吸い殻は必ず灰皿に捨てるとともに、周囲の整理整頓に努める。
  • 吸い殻をゴミ箱に捨てるときは、水をかけるなどして火種がないことを完全に確認する。
  • 飲酒をした時の喫煙は、普段よりも注意する。

このページに関するお問い合わせ先

消防局 中消防署 予防課
電話:082-546-3511/Fax:082-542-7720
メールアドレス:fs-na-yobo@city.hiroshima.lg.jp