防災まちづくりの推進

※防災国民大会2021で「防災まちづくり事業」を紹介した動画です。

防災まちづくり事業を行っています

　広島市では、地域の防災力向上を図るため、平成26年8月20日の豪雨災害以降に本市にいただきました寄付金等をもとに「防災まちづくり基金」を設置しています。
　この基金を活用して、次のとおり、地域の防災まちづくり活動の促進等を図るための防災まちづくり事業を行っています。

・わがまち防災マップの作成支援
・地域防災リーダーの養成
・防災講演会などの開催
・地域における防災訓練の支援について
・お問合せ先

わがまち防災マップの作成支援

　区役所、消防署や消防団のサポートのもと、各地域の自主防災組織の皆さんが、土砂災害警戒区域等のハザード情報を基に、地域で確認した危険箇所や避難場所などの地域独自の情報を盛り込んだ防災マップを作成されることに対して支援します。
　作成した地域の一覧等については、以下のページをご覧ください。
　わがまち防災マップ

地域防災リーダー（防災士）の養成

　地域の皆さんの活動を続けていくには、地域で中心となる防災リーダーを養成することが必要であるため、防災に関する知識と技術を有する防災士の資格取得経費を本市が負担します。
　自主防災組織の会長に推薦いただいた方に防災士の資格を取得していただき、資格取得後に地域の防災活動に積極的に関わっていただく予定です。
　次世代の防災リーダー育成の観点から、PTAや子ども会など既に地域活動に従事している方々の積極的な資格取得をお願いします。
　詳しくは以下のページをご覧ください。
　広島市防災士養成講座について

防災講演会などの開催

　地域の防災活動を行っている人や防災に関心のある人などを対象に、防災活動へのきっかけづくりや専門的な防災に関する知識や技術を習得していただく講演会や研修会を開催します。
　過去に配信した講演会等を以下のページからご覧いただけます。
　防災を動画で学ぶ

地域における防災訓練の支援について

　本市の自主防災組織が実施する防災訓練を対象に、訓練に必要な物品等の購入等に要する費用を支援します。
　令和4年度までは、小学校区自主防災組織連合会が実施する防災訓練を対象として、200円に訓練参加人数を乗じた額を補助してきましたが、現行の補助額では、給食・給水訓練等の実災害を想定した訓練を定期的に実施できないことや、本市では令和3年度から避難行動要支援者の個別避難計画の作成に本格的に取り組んでおり、作成した計画の実効性を高めるためには、町内会単位で避難行動要支援者が参加する避難訓練を実施することが重要であることから、令和5年度から「広島市防災訓練補助金」を改正します。
　主な改正内容は以下のとおりです。

・改正点1：小学校区自主防災組織連合会が実施する防災訓練は、1組織当たり15万円を上限に補助します。

・改正点2：町内会単位の自主防災組織が実施する防災訓練は、1組織当たり5万円を上限に補助します。
　　　　　　また、資機材を購入する場合は、5万円を加算します（5年に1回限り）。

・改正点3：これまで補助対象訓練であった、「避難訓練」「指定避難所運営訓練」「応急訓練」に加え、
　　　　　　とんど祭りでの消火訓練、水害碑巡りなどの「防災意識啓発活動」も補助対象になります。

　この制度を積極的に活用し、防災訓練の内容の充実や、避難行動要支援者が参加する避難訓練を積極的に実施してください。

　詳しくはコチラ　広島市防災訓練補助金チラシ [PDFファイル／372KB]
※補助金交付には条件があります。必ず広島市防災訓練補助金交付要綱 [PDFファイル／239KB]をご確認ください。
　

防災まちづくり事業を活用したいなど

　この事業の活用を希望される場合やこの事業について聞きたいことがある場合は、危機管理室災害予防課、お住まいの各区役所地域起こし推進課及び各消防署にお問い合わせください。
　事業の活用については、翌年度以降となることもございますので、ご了承ください。

お問合せ先

危機管理室災害予防課　504－2664