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佐伯区楽々園学区で避難訓練が行われました!
平成29年11月19日(日曜日)、佐伯区楽々園学区で避難訓練が行われました。
当日は、避難行動要支援者(災害時に一人で避難することが困難な高齢者や障害者等)の支援を実践したり、支援方法を検討するため、実際に車椅子を使用して避難し、避難所までの経路や経路上の危険箇所などの確認が行われました。
また、楽々園小学校では、AEDの取扱訓練、非常食炊き出し訓練、防災用品や防災パネルの展示などが行われました。
広島市では、各学区ごとに、避難訓練が実施されていますので、お住まいの地域で訓練が行われる際には、是非ご参加ください。
1 実施概要
実施日時 平成29年11月19日(日曜日) 9時30分~12時00分
実施場所 楽々園学区内
避難所 楽々園小学校
訓練内容 避難行動要支援者の避難支援及び安否確認、避難所への参集、AEDの取扱訓練、非常食炊き出し訓練、防災用品展示、防災パネル展示
主催 楽々園学区自主防災会連絡協議会
協力 楽々園地区民生委員児童委員協議会、楽々園地区社会福祉協議会、五日市南地域包括支援センター、佐伯消防団五日市南分団、佐伯消防署海老園出張所、佐伯区役所
2 準備の様子
開催日まで、自主防災組織の役員や地域の民生委員・児童委員、五日市南地域包括支援センターの職員等による事前の打ち合わせ会議を3回開催し、実施内容や避難支援方法などについて話し合われました。
3 当日の様子(避難行動要支援者の避難支援)
当日は、学区内の5地域から、楽々園小学校(避難所)まで、車椅子での避難を想定した訓練が実施されました。
地域ごとに、あらかじめ定めた一時避難場所(公園等)に集合し、車椅子に乗車する人と支援をする人がグループになり、五日市南地域包括支援センター職員から車椅子の操作方法を教わり、実際に車椅子を使用して避難し、小学校までの経路や経路上の危険箇所、通行困難な場所等の確認が行われました。
4 当日の様子(楽々園小学校でのAED取扱訓練などの様子)
避難所となる楽々園小学校では、学区内の各地域から参加した200人が集まり、AEDの取扱訓練、非常食炊き出し訓練、防災用品展示、防災パネル展示などが行われました。また、電話による避難行動要支援者の安否確認訓練も行われました。
5 訓練の振り返りの様子
11月29日(水曜日)に楽々園公民館で訓練の振り返りが行われました。実際に車椅子を使用して避難した際に気づいた点や津波が発生した場合の避難について、グループディスカッションが行われました。最後に、グループごとに話し合われた内容が発表され、情報の共有が図られました。訓練の結果を踏まえ、地域で継続して避難行動要支援者の支援に取り組んでいくこととなり、早速、次の取組として、地域の皆様が参加する研修会を平成30年2月に開催する予定で準備が進められています。
6 避難行動要支援者の避難支援について
広島市では、地域における避難行動要支援者(災害時に一人で避難することが困難な高齢者や障害者等)の避難支援の取組を支援しています。皆様のお住まいの地域で、避難行動要支援者を対象とした避難訓練実施の検討をされる際は、危機管理課までお知らせください。
避難行動要支援者の避難支援については、以下に該当する方を避難行動要支援者として名簿に登録し、この名簿に登録された方のうち、名簿情報の外部提供に同意された方の情報を、地域で避難支援に携わる団体等(自主防災組織、民生委員・児童委員、地区社会福祉協議会、町内会・自治会、消防団、地域包括支援センター、障害者基幹相談支援センター)に提供しています。名簿情報の外部提供に同意された方のみが掲載されたリストは、平常時には避難訓練の参加呼びかけや避難支援方法の検討、災害時には避難支援や安否確認等のために使用します。
詳細は、「避難行動要支援者避難支援制度について」のページをご覧ください。
区分 | 対象者 |
---|---|
高齢者等 | 要介護状態区分が要介護3以上の方 |
身体障害者 | 身体障害者手帳1、2級又は肢体不自由3級の交付を受けている方 |
知的障害者 | 療育手帳マルA又はAの交付を受けている方 |
精神障害者 | 精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けている方 |
難病患者 | 居宅介護、短期入所、補装具費の支給又は日常生活用具の給付のサービスを受けている方 |
皆様のお住まいの地域にも、災害時の避難に支援が必要な方がいらっしゃいます。
また、皆様自身も、今は支援が必要なくても、将来支援が必要となる場合があります。
地域における避難の支援に、皆様ができる範囲でご協力をお願いします。
このページに関するお問い合わせ先
危機管理室 危機管理課
電話:082-504-2653/メールアドレス:kikikanri@city.hiroshima.lg.jp