本文
まだ食べられるのにごみとして処分される食品ロス。国内では、平成25年度の推計で632万トンにのぼり、WFP(国連食糧支援機関)の1年間の支援量の約2倍に相当します。広島市でもこうした食品ロスは、生ごみの約3分の1を占めていることから、市民団体、事業者、行政で構成する広島市ごみ減量・リサイクル実行委員会では、食品ロス削減に向けた取組を行っています。
農林水産省の平成27年度食品ロス統計調査報告(外食調査)によると、1食当たりの食べ残し量は通常の食堂・レストランが18.8グラムなのに対し、宴会での食べ残しは約18倍の336.7グラムに達するとされています。
職場や地域等で実施される宴会では、始めと終わりには、席に着いて食事を楽しみ、宴会料理の食べ残しゼロを実践していただくようお願いします。