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南区を歩こう(元宇品)

ページ番号:0000000005 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

広島港の東に位置する元宇品(もとうじな)は、実は橋でつながった島で、宇品島といいます。
明治22年、宇品港(現在の広島港)が完成した時に、新開墾地(現在の宇品地区)と宇品島が堤でつながれましたが、のちに堤に水路を開いて橋にしました。

あかつき橋

元宇品の玄関口にかかる暁(あかつき)橋。橋の下は海の水が流れ、元宇品が島であることがわかります。

元宇品は、戦後まもなく、瀬戸内海国立公園に編入されました。樹木の伐採や開発が制限されたことにより、原生林のような森と自然海岸が多く残っており、広島市内でも有数の自然観察の場となっています。海岸側の遊歩道は、台風の被害で、通行禁止の時もありましたが、現在は安全に散策できる状態なので、ご安心ください。

海岸のながめ

海岸の遊歩道ぞいからは、美しい瀬戸内海の風景が楽しめます。

宇品灯台
海岸の遊歩道から見える宇品灯台です。

灯台のふもとのクスノキの画像
灯台ふもとのクスノキの太い幹や空いっぱいに広がる枝は迫力があります。

海岸からの景色
海岸からは似島が望めます。

夕日
こんな夕日に包まれることもあります。

※宇品灯台の公開日は毎年異なります。日程と内容については「広島海上保安本部(電話082-253-3111)」または、ネットで検索されてください。

元宇品の散策経路(宇品灯台への経路の一例)

広島駅から、広電路面電車(5番線 広島港行)に乗車し、元宇品口(もとうじなぐち)電停で下車します。その後、南に向かって歩き、信号機のある「元宇品公園入口」交差点を直進(右)します(電停から徒歩約10分)。病院の横を通過し、結構式場隣の背の高いマンション駐車場横の道を右折します。(電停からここまで約20分)

マンション横の小道の画像
(マンション横の小道)

小道を抜けると、海岸の遊歩道へ出るので、そのまま海岸線を進みます。宇品灯台が見えはじめる場所から約80メートル進んだところに「駐車場」への標識があるので、その階段を登ります(電停から徒歩約40分)。

灯台へ続く遊歩道の画像
(灯台へ続く遊歩道)

この階段を上りきると宇品灯台と大きなクスノキへ到着します。そして最後の数段を登ると駐車場とトイレがあります(電停から徒歩約60分)。

 

バイオトイレ
このトイレは、「バイオトイレ」といい、微生物の力で1日あたり75人分の汚物を処理します。トイレのボタンを押しても汚物を攪拌するだけで水は流れないので、故障だと思わないでください。

 

似島が見える場所があります
階段の途中、振り返って似島の風景をお楽しみください。

スズメバチにご注意を!

元宇品の遊歩道周辺には、スズメバチが営巣している場所があります。もし、スズメバチをみかけたら、静かに離れましょう。棒やタオルなどを振って追い払おうとすると、逆に襲われることもあります。冷静に行動しましょう。

スズメバチにご注意を

※元宇品には、リゾートホテルがあるのでバスを利用して行くこともできます。路線や時刻・運賃などはバス会社のホームページなどでご確認ください。