南区を歩こう(似島・下高山)
似島(にのしま)は、広島湾の南約3km沖にある、広島市最大の島です。明治28年に旧陸軍検疫所が設置された後、軍関係の施設が次々に設けられ、日露戦争や第一次世界大戦時には、捕虜収容所も設置されました。
この捕虜収容所に収容されていたドイツ人の「カール・ユーハイム」さんが日本で初めてバウムクーヘンを焼きました。県物産陳列館に出品したところ大人気でした。ですので、似島はバウムクーヘンの発祥の地と言われています。その後、ユーハイムさんは、収容所を出た後も日本に残り、ドイツ菓子の店を出店しました。
似島は、自然環境に恵まれたリゾートアイランドですが、現在でも軍関係の遺構が何カ所か残っており、かつては軍の島であったことをうかがい知ることができます。


広島市内から見える似島の山は「安芸小富士(あきのこふじ)」ですが、島にはもう一つ「下高山(しもたかやま)」という山があります。
下高山の標高は203mで、安芸小富士の278mと比べて、70m以上低い山ですが、登山道の周囲で見られる植物や昆虫の種類は、安芸小富士よりも多様で、自然観察も楽しみたい人は、下高山がおすすめです。登山道は、平成14年度にボランティアの皆さんの力で整備されています。


下高山山頂への経路(家下(やじた)桟橋から)
似島家下桟橋でフェリーを降りて右折後、約50mのところにある案内看板にしたがって左折します。その後、細い路地に入ります。
案内看板に従って歩きます。これらの4つの看板には、「下高山登山口」の表示がないので、迷ってしまう人も多いのでご注意ください(看板4まで、桟橋から約10分)。




さらに、案内看板に従って歩きます(看板7まで、桟橋から約25分)。



道なりに登り進むと、無事に山頂に到着します。(桟橋から約1時間)。


アオダイショウ(蛇)に注意!!
下高山の登山道周辺には、トカゲや野鳥などが多く生息しています。これをエサにしているアオダイショウも多く生息しているようで、登山中によく見かけます。
アオダイショウは、2m位まで成長する大型のヘビですが、その姿に似合わず、動作は敏捷で、まっすぐな姿勢のまま前へ飛び出すこともできます。また、木登りも上手で、かなり高い枝でも平気で登ります。
毒を持たず、おおむねおとなしいヘビですが、興奮すると人を威嚇するような行動をとる個体もいます。「アオダイショウなんて大した事ないさ・・・」と甘く見て、からかったりすると、思わぬ反撃に会うこともあります。蛇を見かけたらそっと逃げるなど、注意してください。
登山にあたっての注意事項
- 天気予報に注意し、悪天候が予想されるときは登山を中止しましょう。
- けが防止のため、夏でも長袖、長ズボン、手袋、帽子を着用しましょう。つえやストックがあれば持ってきましょう。
- 山にはトイレが設置されていないので、広島港か家下桟橋で済ませておきましょう。
- 登りよりも下りの方が滑りやすいので、歩幅を小さくし、一定のペースで歩きましょう。
- 植物や昆虫をむやみに採集しないようにしましょう。
- タバコの投げ捨てや焚き火など、火事の原因になることは絶対にやめましょう。
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