MICEとは
- 企業等の会議(Meeting)
- 企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)
- 国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)
- 展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)
の頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称です。
MICEの誘致・開催の効果
1 高い経済効果
- 滞在期間が長く、一般観光客に比べて一人当たりの消費額が多くなります
コンベンション参加者80,872円/人 > 一般観光客26,460円/人
【令和5年度広島観光コンベンションビューロー事業報告書】【広島市観光概況(令和5年データ)】 - 一般観光と比べて、安定した通年需要があります。
- 一般観光と比べて、景気の影響をあまり受けません。
2 ビジネス機会やイノベーションの創出
- 新しい技術や商品が紹介される機会になります。
- 人的ネットワーク形成の場として、ビジネスチャンスが生まれます。
3 都市競争力・ブランド力の向上
- 国内外へ開催都市をPRする効果があります。
- 受入態勢の質が向上します。
- 国際交流を促進します。
- 参加者等の再訪問を誘発します。
広島市がMICEの誘致を行う理由
MICEの開催は、「経済的波及効果」だけでなく、ビジネス・イノベーション機会の創出や本市の文化・産業・人材育成等への影響等の「社会的波及効果」を生み出すなど、都市の競争力強化を図ることができます。
同時に、こうした効果は「迎える平和の推進」や「ブランド力の向上」にもつながることが期待できることから、本市が目指す都市像「国際平和文化都市」の実現のためにも、積極的に取り組んでいます。
グローバルMICE都市
広島市は、「グローバルMICE都市」として、MICEの誘致、開催支援活動の充実・強化に取り組んでいます。
グローバルMICE都市(参考:観光庁HP「グローバルMICE都市」) とは、観光庁が、「2030年には、アジアNo.1の国際会議開催国としての不動の地位を築く」という目標達成のため、誘致ポテンシャル等が高い都市を選定して集中的に支援し、グローバルレベルの誘致競争力を有する都市を育成することを目的に、平成25年度からスタートさせた取組です。
平成25年度には、「グローバルMICE戦略都市」として、東京、横浜、京都、神戸、福岡の5都市、「グローバルMICE強化都市」として大阪、名古屋の2都市が選定され、
平成27年度には、「グローバルMICE強化都市」として、本市のほか、札幌、仙台、千葉、北九州の5都市が選定されています。
(現在では、「グローバルMICE都市」に名称が統一されています。)
広島MICEロゴマーク
平成30年(2018年)に、MICEロゴマークを制定しました。
ロゴの説明
広島の平和のシンボルである折り鶴と、日本の日の丸や平和の灯火を象徴する円を組み合わせ、「HIROSHIMA」の「H」を表現しています。
ブランド名「HIROSHIMA,JAPAN」
平和をイメージできる都市として世界的な知名度がある “HIROSHIMA”に、MICE開催地として世界的なブランド力がある”JAPAN”を組み合わせました。
タグライン「Meeting Resolutions」
「平和的な解決策に至る」という平和の意味とともに、「革命的に解決する」という力強い意味を持つ“Resolutions”を用いることで、以下の意味を込めています。
- 世界平和を願う都市として「平和的な解決策を与える地」、「平和に向けて決意する都市」であることをアピールします。
- 「我々は皆さんの問題解決策を探すお手伝いをする。」という姿勢を示しています。
このページに関するお問い合わせ
経済観光局観光政策部 MICE戦略担当
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電話:082-504-2602(代表) ファクス:082-504-2253
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