本文
建設業界においては、労働者の高齢化や若手・女性技術者の確保・育成を中心とした将来の担い手の確保が喫緊の課題となっており、働き方改革や生産性向上などによる労働環境の改善、魅力向上・イメージアップが求められています。
このため、本市の土木工事においては、平成31年3月から労働環境改善の一環として、原則、土曜日及び日曜日を現場閉所とする週休2日工事等に取り組んでいるところです。
現在の週休2日工事等は通期で週休2日を目指す内容となっておりますが、今後は月単位で週休2日を実現できるよう取組の推進が必要であり、新たな補正係数を設定することにより、建設現場の月単位の週休2日の実現に取り組みます。
国においては今年4月から、広島県においても今年6月から新たな運用を開始しているところですが、本市においても、積算システムの対応等が整いますので、「広島市週休2日工事等試行要領(土木工事)」を改定し、新たな運用を開始します。
【月単位の週休2日工事の導入】
これまで工事着手日から工事完成日までの期間内に振替日の設定が可能でしたが、月単位(4週間の期間内)で振替日を設定しなければ、月単位の週休2日が達成したことに成らなくなります。
また、月単位の週休2日が達成できなかったものの、期間内に4週8休以上の休日が確保できた場合は、通期の週休2日工事として扱います。
なお、4週8休未満での休日の確保の補正は廃止します。
【週休2日工事】
【週休2日交替制工事】
※ 詳細については、「広島市週休2日工事等試行要領(土木工事)」を確認してください。
週休2日工事等の検証を行うために、受注者の方へ、技術管理課からアンケート調査の依頼を行うことがありますので、回答への協力をお願いします。