本文
風が弱く、気温が高く、日差しの強い夏の日中には、工場や自動車などから大気中に排出された窒素酸化物や炭化水素などが、太陽からの強力な紫外線に照射されると光化学反応が起こり、光化学オキシダントと呼ばれるオゾン、PAN(パーオキシアセチルナイトレート)などの酸化力の強い物質が生成されます。一般的に光化学オキシダントの90%以上はオゾンです。
長時間曝露すると目の刺激、せき・胸部不快感などの気道刺激症状を生じる場合があります。
光化学オキシダント濃度が0.12ppm以上であり、気象条件からみてその状態が継続すると認められる場合、広島県知事が光化学オキシダント注意報を発令します。
注意報発令後、光化学オキシダント濃度が0.12ppm未満となるか、気象条件からみて状態が悪化するおそれがないと認められる場合、注意報は解除されます。
身体に異常のあった方は最寄りの保健センターに、農作物に被害のあった方は経済観光局農政課農畜産係 Tel:082-504-2247 にお知らせください。
地区名 |
地区範囲 |
---|---|
広島地区 |
中区、東区、南区、西区、安佐南区、安佐北区の旧高陽町、佐伯区 |
可部地区 |
安佐北区(旧高陽町を除く) |
海田地区 |
安芸区 |
広島県の光化学オキシダント発令状況<外部リンク>
注意報等の発令について、広島市防災情報メールによる情報配信サービスを行っています。
登録された方には、PM2.5についても注意喚起情報を同様に配信します。
(注:登録の際、光化学オキシダントに関する情報は自然災害や事件事故等に関する重要情報に分類されていますので、選択受信項目区分の重要情報は必ず選択してください。)